autoc-one.jp 記事・レポート お役立ち 教えてMJブロンディ 有料道路が一般道へと変わると、その後の補修費は何で賄うの?

自動車用語 2012/9/24 17:39

有料道路が一般道へと変わると、その後の補修費は何で賄うの?

Text: 清水 草一 Photo: オートックワン編集部
有料道路が一般道へと変わると、その後の補修費は何で賄うの?

有料道路が一般道へと変わると、その後の補修費は何で賄うの?

有料道路が無料の一般道へと変わると、その後のその道の補修費などは、何で賄うのでしょうか?(箱根新道無料化万歳さん)

其の疑問、MJブロンディがお答えいたします!

箱根新道(当時)を走る日産 ジューク

箱根新道無料化万歳さん、箱根新道、無料になりましたね!

箱根新道が無料になったのは、昨年の7月26日から。開通は1962年ですから、約50年間有料道路として運営され、償還期限が来たことで、無料化されたわけです。

有料期間中は、料金収入で建設費を償還しつつ、維持管理費もそこから捻出していました。 しかし無料化後は、「国道1号線」に編入されています。国道ですから、維持管理費は国税によって賄われます。

これが県道なら県税、市町村道なら市町村税から賄われることになります。

ネクスコ 中日本

無料化そのものは、ドライバーにとってうれしいことですが、今後は恒久的に、維持管理費が我々の税金から捻出されるわけで、「完全にタダ!」と喜んでばかりはいられません。 有料道路の維持管理費は、日本道路公団時代は、ほとんど「お上」と変わらないドンブリ勘定でしたが、民営化され、NEXCOとなってからは、「管理費を節約すると、その分会社の利益になる」というシステムになったため、かなりの効率化が進んでいます。

それが無料化によって、国の管理になるわけで、一般論ではありますが、維持管理の効率は、かえって悪くなる可能性があります。 国道の維持管理も、業者の競争入札が多いですが、よりインセンティブが働くようにしていただきたいですね。

MJブロンディの「ひとりごと」

ターンパイク ビューラウンジ&駐車場がある箱根・大観山

箱根新道とほぼ並行して走る「トーヨータイヤ・ターンパイク」は、全国でも数少ない、民営の有料道路です。建設・運営とも民間会社がやっています。

もともとは東急が建設し、1965年に開通させましたが、開業以来赤字続きで、2007年、ついにオーストラリアの投資会社に売却されました。

道路というのは、民間が建設しても、まずモトは取れません。そういう事業は、公共事業として「お上」がやるしかないのですね。

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筆者: 清水 草一
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