autoc-one.jp 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム 東京電力管内で夜間電力大幅値上げで、次世代車のEVやPHVの普及に急ブレーキか

自動車評論家コラム 2016/6/7 01:14

東京電力管内で夜間電力大幅値上げで、次世代車のEVやPHVの普及に急ブレーキか(1/2)

東京電力管内で夜間電力大幅値上げで、次世代車のEVやPHVの普及に急ブレーキか

「環境、家計」にやさしい電気自動車に試練!?

トヨタ 新型プリウスPHV(写真は北米仕様のプリウス プライム)

環境にやさしい電気自動車の普及に大きなブレーキが掛かりそうな状況になってきた。東京電力は安価だった夜間電力料金の新規契約を4月1日から停止。変わって登場した夜間電力プランは驚くほど高くなってしまったのである。

6月くらいになれば電力の自由化を受けた割安な新しい夜間電力プランが出てくると思っていたのだけれど、今のところ無し。改めて取材してみたら当面出てこない模様。

こうなると厳しいのが電気自動車やプラグインハイブリッド車である。

電気自動車を普及させようとした場合、「環境にやさしい」という理由だけじゃ弱い。家計にもやさしくないと魅力を感じないだろう。

夜間電力を使えば、プリウスより日産リーフがリーズナブル

日産リーフ

実際、これまでの夜間電力を使えばエネルギーコストも低かった。10万km走った時のコストを計算すると、燃費の良いハイブリッド車(トヨタ プリウス)で約48万円。電気自動車(日産リーフ)なら17万円である。

プリウスとリーフの車両価格差が31万円以内なら、リーフを選んだ方がリースナブルという計算。しかし前述の通り安価な夜間料金プランの新規受付を止めてしまった。

これから契約出来る夜間料金プランは、1kWhあたり20.78円になってしまう(今までは12.25円)。この料金だと10万km走って14万円差。電気自動車のメリットがほとんどなくなることに。

というか、安価な夜間料金プランを申し込んでなかった人が、今から電気自動車買ってもコスト的なメリット無し(電気自動車だけなくPHVも意味がなくなる)。

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