トヨタ エスクァイア vs. トヨタ アルファードどっちが買い!?|トヨタの上級ミニバンを徹底比較!(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
トヨタのミニバン、エスクァイアとアルファード、似てるけど結局どっちが買いなんだ!?
2017年7月にマイナーチェンジを受けたトヨタ エスクァイアは、従来以上に内外装が豪華になった。特にフロントマスクの雰囲気は、キメの細かいグリルの形状などが、同じトヨタの高級ミニバンであるアルファードに似ている。エスクァイアのメッキは縦基調、アルファードは横基調で仕上げられ、両車ともに存在感が強い。
そこでエスクァイアとアルファードを比べることにした。ただしこの2車種ではサイズも価格も異なるから直接比較は難しい。そのため、「エスクァイアがアルファードにどこまで迫れるか」という点を重点的に見ていきたい。
ボディサイズ/視界/取りまわし性比較|エスクァイア vs. アルファード
■勝者:エスクァイア
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ボディサイズは、エスクァイアの全長が4695mm、全幅は1695mmで5ナンバーサイズに収まる。アルファードはグレードによって異なるが、標準ボディが4915mm/1850mmで圧倒的に大きい。当然に外観のボリュームはアルファードが勝る。
しかしフロントマスクを中心にしたデザインの見栄えは、互角に近い水準に達している。フェンダーなどボディサイドの面構成は、3ナンバーサイズのアルファードが勝るが、エスクァイアの質感もさほど見劣りしない。
視界は、サイドウインドウの下端を低く抑えたエスクァイアの方が優れている。最小回転半径もエスクァイアはボディが小さいため5.5mに収まるが、アルファードは5.6~5.8m。アルファードの大柄な割には小回りが利いてそれなりに運転しやすいが、やはりエスクァイアの取り回し性には敵わない。
1列目・2列目・3列目の居住性比較|エスクァイア vs. アルファード
■勝者:アルファード
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居住性は、明らかにアルファードが快適だ。
1列目は座り心地で差が付く。アルファードは座面が柔軟で、乗員の体が少し沈んだところでしっかりと支える。背もたれの高さも十分にあり、肩まわりのサポート性が良い。これに比べてエスクァイアは、座り心地、サポート性ともにアルファードに負ける。
2列目はさらに差が開く。アルファードはベーシックな2.5X、ハイブリッドXのセパレートシートでも、手動式オットマンを装着して膝から先を支えられる。前後のスライド量も長く、3列目に乗員が座っていない時には足元空間をタップリと確保できるため、座り心地も快適だ。一方エスクァイアにはオットマンが付かないため、座り心地も見劣りする。
3列目は、意外にもエスクァイアが優れており、5ナンバーサイズのミニバンとしては快適に仕上がっている。床と座面の間隔に余裕を持たせたため、足を前方に投げ出す姿勢になりにくい。その点でアルファードは投げ出し気味に座るが、足元空間が抜群に広い。
身長170cmの大人6名が乗車した場合、エスクァイアは2列目に座る乗員の膝先空間を握りコブシ2つ分にすると、3列目の乗員の膝先も同様に握りコブシ2つ分だ(ノーマルエンジン車)。対するアルファードは、2列目の膝先を握りコブシ3つ分に広げても、3列目の膝先には3つ半のゆとりがある。
つまりアルファードは1・2列目の座り心地、3列目の足元の空間でエスクァイアに勝っている。
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