トヨタ 新型ランドクルーザープラド 新型車解説(3/4)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:島村栄二
オフロードでの走りをサポートしてくれる最新装備が満載
オフロードでの走りをサポートしてくれる最新装備は目白押しだ。
まず、トヨタ初となる「マルチテレインセレクト」。これはオフロードにおける最適な操作手順を案内してくれて、走行環境に応じた適切な制御を行ってくれるシステムだ。
世界初となる「マルチテレインモニター」では、マルチテレインセレクトの作動に合わせて、車両周囲の状況確認を4つのカメラ映像で支援するシステム。これにより、車外の状況をクルマから降りることなく、路面状況などを把握することができる優れもの。
そのほかにも、「タイヤ切れ角表示機能」や「クロークコントロール」なども採用。クロークコントロールはランドクルーザー200系でも採用されているが、砂地路、泥濘路、急坂路や岩石路など、微妙な速度調節が必要な状況で、エンジンとブレーキを制御して極低速を維持し、ホイールスピンやロックを抑制するシステム。これもスピード調節が3段階から5段階にアップされたことで、より悪路走破性を向上させている。
そしてもうひとつ、快適な乗り心地を実現してくれるサスペンションシステムKDSSも200系から進化。基本システムは同じだが、油圧回路に電気式ソレノイドバルブ内蔵のアキュムレーターを採用したことで、さらに小さな衝撃まで吸収。石畳など悪路での乗り心地を向上させている。
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