DUNLOP 新商品タイヤ「SP SPORT MAXX 050 NEO」「エナセーブ NEXT」「エナセーブ100」試乗レポート/マリオ高野(3/3)
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- 筆者: マリオ 高野
老化防止材、加硫促進剤、カーボンブラック、ワックス、硬化性樹脂などの素材を、トウモロコシや松の木油、菜の花などをバイオマス主原料として使う技術の革新が進んだのでありました。このバイオマス主原料のための工場を新設したほど、ダンロップは環境性能の向上に力を入れているのです。
ただ石油外天然資源率の100%を達成できただけでなく、従来品のエナセーブ97に比べて低燃費性能やウェットブレーキ性能、乗り心地などの基本性能も向上。耐摩耗性については約19%もの向上を遂げております。
ラベリングは転がり抵抗でAA、ウェットグリップ性能でbを獲得し、現代のエコタイヤとして十分な性能を確保しています。
試走は、プリウスでテストコースの周回路を走行。高速域でWレーンチェンジを試しても過度なふらつきもなく、高速コーナーでの安定感も不安のないものだったので、肝心のタイヤとしての基本性能を確保したうえで、石油外天然資源100%を達成できていることを確認しました。
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