【日本にない日本車】 「日本にない日産車」が増える理由とは ~NISSAN360レポート~/桃田健史(1/4)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史/日産自動車
日産ブランドで試乗の一番人気は、今年夏に発売された北米「パスファインダー・ハイブリッド」。4気筒2.5リッター+スーパーチャージャー+ジャトコ製「CVT8ハイブリッド」を搭載。30分間の市街地ドライブ、45分間のフリーウエイドライブ共に予約が一杯だった。
インフィニティは、米国2014年モデルからセダン系「Q」、SUV系「QX」に刷新。「Q50」(日本のスカイライン)を含めてフルラインアップ。
■参考:インフィニティ Q50(日産 次期スカイライン)試乗レポート/国沢光宏 [2013年9月19日]
また、残念ながら展示のみだったのだが、中国・東風汽車と共同開発の小型車「啓辰(ベヌーシア) D50」も登場した。
■参考:【北京ショー2012】日産の中国専用ブランドに早くもEV「啓辰 e コンセプト」登場 ~日本にない日本車 特別編~[2012年4月25日]
商用車エリアでは、インドのアショック・レイランドと共同開発の商用小型トラック「DOST」。3気筒ディーゼルターボを搭載。車内は新興国向けに、”かなり簡素”な造りだ。
そして全長2.5kmのハイパフォーマンスコースでは、「JUKE-R」が人気。「GT-R」を完全移植した545馬力、価格65万6400ドル(約6500万円)を全開走行した。
■参考:日産 ジュークR 試乗レポート/河口まなぶ[2013年9月17日]
こうした「日本にない日本車」とは真逆で、欧米人たちにとっては「アメリカにない日本車」、「ヨーロッパにない日本車」に興味津々。その筆頭が軽自動車だろう。また変わり種では、「セドリックタクシー」も試乗できた。
カリフォルニアで3日間じっくり、「日本にない」または「日本にある」日本車たちを一気に体験することで、世界市場全体を肌身で感じることができた。そして、こう思った。
「結局、これから先、日本にない日本車は増えるんだな」
そうした気持ちに至るまでの流れを、ご紹介しよう。
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