日産、NV200バネットタクシーがユニバーサルデザイン賞の2賞を受賞
日産自動車株式会社は2日、同社の「NV200バネットタクシー」が、ドイツ・ユニバーサルデザイン賞2011で「ユニバーサルデザイン賞」と、「ユニバーサルデザイン コンシューマー・フェイバリット賞」の2つの賞を自動車業界において初めて受賞したと発表した。
今年で4回目を迎える同賞は、 ドイツ・ハノーバー市を本拠地とするユニバーサルデザイン協会およびユニバーサルデザイン有限会社が主催する国際的な賞であり、ユニバーサルデザインにおける最も権威ある賞の一つとされている。
2010年12月に日本で販売開始した「NV200バネットタクシー」は、公共交通インフラのバリアフリー化の推進に貢献することを目指した「みんなのタクシー」である。
今回の受賞は、広く、ゆとりのある後席や乗客の乗り降りを細やかにサポートする数々のおもてなし装備に加え、お子さまや高齢者の方、車いすをお使いの方など、さまざまな乗客が長時間、快適に移動できる仕様・装備を充実させた点が高く評価された。
「NV200バネットタクシー」のベース車となる「NV200バネット」は、世界40カ国で販売されているモデルであり、ユーザーから、優れた走行性能や積載能力、魅力的なデザインが高く評価されているという。
なお、日産の量販型電気自動車(EV)第2弾は、「NV200」をベースとするモデルとなる予定である。
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