トヨタ、米国テキサス工場でタコマのラインオフ式を実施
トヨタの米国における生産拠点であるToyota Motor Manufacturing, Texas, Inc.(以下、TMMTX)は、現地時間8月6日10:45(日本時間8月7日0:45)に北米向けピックアップトラックであるタコマのラインオフ式を実施した。
ラインオフ式には、リック・ペリー テキサス州知事、ジュリアン・カストロ サンアントニオ市長らを来賓に迎え、トヨタの新美篤志副社長、TMMTXのクリス・ニールセン社長ら出席のもと行われた。式典の席上、トヨタの新美篤志副社長は、「今回のタコマの生産開始は、これまでの、人材育成や工場における改善活動が実を結んだものである。尽力いただいたチームメンバー、サプライヤーの方々、およびテキサス州、サンアントニオ市のご支援にお礼申し上げたい」と述べた。
また、TMMTXのクリス・ニールセン社長は、「新規雇用等により地域社会に貢献していくことを最優先としている」と述べた。
トヨタはタコマを1995年に北米市場に導入し、累計約240万台を販売している。一昨年の7月に北米生産体制の見直しを行い、11月にはToyota Motor Manufacturing, Indiana, Inc.(TMMI)で生産していたタンドラをTMMTXに集約するなど、各工場の最適化を図ってきた。
今回のタコマ生産に伴う新規雇用者は約1,000名、投資額は1億ドルで、TMMTXの従業員数は約2,800名、総投資額は約14億ドルとなる。
TMMTX 概要
会 社 名 : Toyota Motor Manufacturing, Texas, Inc.
本 拠 地 : 米国テキサス州 サンアントニオ市
敷地面積 : 約2,000エーカー(約810 ha)
社 長 : クリス・ニールセン
生産開始 : 2006年11月
生産車種 : タンドラ、タコマ
生産能力 : 年間20万台
従業員数 : 約2,800名
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