日野、中型バス「メルファ」全車に6速AMTを搭載
日野は、中型バスのメルファを改良し、平成28年排出ガス規制に適合させるとともに、全車にAMT(機械式自動変速機)を搭載して7月21日に発売する。
価格(東京地区・代表車型) は、デラックス(45人乗り)が1652万4000円、ロイヤルサルーン(35人乗り)が2123万8200円となる。(いずれも消費税込)
今回の改良では、エンジンを従来のJ07E型(6.403リッター)からダウンサイズし、新型A05C型(5.123リッター)に変更。小排気量化したにもかかわらず、トルクを大幅に向上させた。
また、トランスミッションを全て6速AMT「ProShift6(プロシフト)」とした。Proshift6はドライバーを変速操作から解放し運転時の負担を軽減するだけでなく、電子制御により最適な変速を行うことで、エンジンのトルク向上とも相まって燃費を向上させた。
あわせて尿素SCRを採用し平成28年排出ガス規制に適合させている。
このほかにも大径化した新型メーターは液晶表示を採用して視認性を向上させ、また一部灯火類をLED化するなど、商品性の向上を図った。
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