三菱、インドネシアでMPVコンセプトカー「MITSUBISHI XM Concept」を世界初公開
三菱は、8月11日~21日(日)までインドネシアで開催される『インドネシア国際オートショー』に出展し、同社が得意とするSUVの力強さとMPVの多用途性を融合させた、スモールサイズのクロスオーバーMPVコンセプトカー『MITSUBISHI XM Concept(*1)』を世界初披露する。
*1 車名のXMはコンセプトであるCross(X)-over MPVからXとMをとって命名
『MITSUBISHI XM Concept』は、レイアウトの最適化とワイドボディの採用により、MPVとして乗員7名がゆったりくつろげる居住空間を確保。フロントフェイスには、人とクルマを守る機能を表現したデザインコンセプト“ダイナミックシールド”を採用した。また、伸びやかでスポーティなボディに、安定感をアピールする大きく張り出した前後フェンダーや高めの地上高など、SUVらしいスタイリングや機能を融合させたクロスオーバーMPVのコンセプトカーである。同コンセプトを採用したスモールサイズのクロスオーバーMPVは2017年より稼動する新工場(西ジャワ州ブカシ県)で10月より生産を開始する。
このほか、スポーティで上質なエクステリアデザインに一新したコンパクトカー『ミラージュ』の2017年モデル(インドネシアでは2016年8月より発売)、アセアン地域で好評を博し、インドネシアのメディアが主催するカー・オブ・ザ・イヤーで4冠(*2)を達成したミッドサイズSUV『パジェロスポーツ』など、インドネシアで販売する乗用車を出品する。
*2 インドネシアの自動車媒体OTOMOTIF(ウェブ)が主催するカー・オブ・ザ・イヤー2016にて、最高賞であるカー・オブ・ザ・イヤーのほか、ベストSUV、ベスト・ミッドSUVディーゼル、フェイバリット・カーを獲得
(2)エクステリアデザイン
・伸びやかでスポーティなボディに高い走破性を兼ね備えた、SUV×MPVコンセプトをダイレクトに表現したデザインとした。
・フロントには、三菱の新しいデザインコンセプトである、“ダイナミックシールド”を採用。パワー・パフォーマンスを表現する中央のブラック部をバンパーの左右コーナー部が包み込むような造形とすることで、人とクルマを守る機能をダイナミックに力強く表現した。
・ボディサイドにはエッジの効いた彫刻的なキャラクターラインと大きく張り出したフェンダー形状を採用してSUVらしい力強くスポーティな印象としながら、デッキフォワード化によりフードからルーフへと続く流麗なラインを後方に向かって緩やかに落とし、リアクオーターピラーの後端を抜くことによって、伸びやかなキャビンを表現してMPVらしいスタイリングを実現している。
・高めに設定した地上高やボディ下部全体を保護するアンダーガードは、未舗装路やスコール時も安心してドライブできる走破性を提供している。
(3)インテリアデザイン
・3列シートを最適に配置して乗員7名がくつろげる広々とした居住空間を確保し、多彩なシートアレンジを可能にしている。
・水平基調のインストルメントパネルがMPVらしい空間の広がりを演出するとともに、高めに設定した幅広いコンソールや、白と黒のハイコントラストなインテリアカラー、シルバーの加飾などにより上質なインテリアとしている。
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