スバル、期待の新デザインを採用した次期「インプレッサセダン」コンセプトを世界初公開
富士重工業は、『2015年ロサンゼルスオートショー』にて、「インプレッサ セダン コンセプト」を世界初公開した。
「インプレッサ セダン コンセプト」は、2014年5月に発表した新中期経営ビジョン「際立とう2020」において、スバルが次世代モデルの第一弾として位置づける、次期インプレッサをイメージしたセダンスタイルのデザインコンセプトカーである。
スバルのラインナップにおけるエントリーモデルとして、コンパクトなボディサイズの中でダイナミックかつソリッドなスバルらしいデザイン要素を大胆に表現しつつ、クラスを超えた質感を融合させることで、インプレッサのみならず、今後のスバルデザイン全体の方向性を提示する。
主な特徴
フロント、サイド、リアの各デザインをダイナミックかつソリッドな面構成で繋げ、スバルデザインの特徴の1つである立体的で塊感のあるボディを構築。コンパクトなセダンスタイルの要所に躍動感あふれるキャラクターラインを配し、スバルがユーザーに提供する価値である「安心と愉しさ」のデザイン表現をCセグメントという限られたボディサイズの中で追求した。
スバル車にとって不可欠な機能性についても、優れた空力性能を確保することで、スタイリングとの融合を実現している。エクステリアカラーについてはスポーティでエネルギッシュな印象を追求したルビーレッドメタリックを採用するとともに、高い質感を持つグロスブラックと組み合わせた。
▼フロント
「ワイド&ロー」スタンスにより、スバルならではのスポーティな印象を与えるとともに、スバルらしさの象徴であるヘキサゴングリルからシャープなホークアイヘッドランプまでを一体感を持って立体的に構築。フロントからサイドを経由してリアまで繋がり、各部のデザインが一つの塊となる起点としての役割をフロントフェイスが果たしている。
▼サイド
フロントフェンダーからドアパネル・リアショルダーまでを繋ぐ抑揚豊かなキャラクターラインと、リアに向けて跳ね上がるドアパネル下部のキャラクターラインにより、ソリッドなボディ表面に躍動感を持たせた。力強く張り出すフェンダーフレアーはスバルAWDがもたらす信頼感を表現している。
▼リア
ヘッドランプと共通のモチーフを持ち、かつワイドなリアコンビネーションランプが表現する、フロント同様の「ワイド&ロー」スタンスと、絞り込んだキャビンからトランクリッドに至るまでの流麗なシルエットが、セダンスタイルにスポーティな印象を付加している。
主な仕様
ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,555×1,880×1,453mm
ホイールベース:2,670mm
タイヤサイズ:235/40R19
乗車定員:5名
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