高速道路の“逆走”、平成26年6社管内で198件発生

※写真はイメージ

最近よく耳にする「高速道路の逆走」。自分はまさかと思う方がほとんどだと思うが、クルマを運転する以上他人ごとではないことを頭に入れておきたい。

オートックワンでは平成24年9月に“高速道路を逆走するドライバーが後を絶ちませんが、これって何故起こるの?”という特集記事で「高速道路の逆走」についてお伝えしたが、平成26年度の高速道路会社6社管内での高速道路上での逆走が198件も発生していることがNEXCO中日本の発表によって明らかとなった。

同社が平成23年~26年の高速道路会社管内における、交通事故または車両確保に至った逆走事案739件を分析したところ3つの特徴が見えてきた。

(1)逆走事案の約半数はインターチェンジ・ジャンクションで逆走を開始すること

(2)65歳以上の高齢者によるものが約7割に及ぶこと

(3)認知症の疑いの方が約1割で、精神障害や飲酒などの状態の方を合わせると約15%であること

これを受け高速道路各社は、平成23~25年に“逆走が複数回発生していた33箇所”について優先的に対策を進め、平成26年度中に対策を完了している。

対策の内容としては、矢印路面標示や注意喚起看板の視認性向上を目的とした大型化・高輝度化、合流部におけるUターン防止対策としてラバーポールの新設や延伸等が行われた。

今年度は引き続き、新たに逆走の発生回数が複数回(平成23年~26年)となった20箇所、また逆走の発生回数が1回ながら、その逆走が死傷事故につながった14箇所の合計34箇所について対策を進めていくとしている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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