ミシュランの「X One」が北米において販売本数200万本を達成
北米ミシュラントラック・バス事業部は、北米におけるミシュランのワイドシングルタイヤ「X One」の需要が継続的に増加し、2000年の販売開始から10年で販売本数が累計100万本を達成し、さらに2010年からわずか4年弱でついに累計200万本に達したと発表した。
北米ミシュラントラック・バス事業部マーケティング部のテッド・ベッカー氏は、「『X One』を世に発表して以来、ミシュランは従来ダブルタイヤを使用していたあらゆるカテゴリーの輸送ニーズに対応できる新世代のワイドシングルタイヤとして、また更生用タイヤ(リトレッド)でもリードしてきました。『X One』を装着することにより、お客様は燃料費の削減、車輌重量を軽量化できるというメリットを享受できることから、採用が加速しています」と語った。
「X One」タイヤに変更した貨物・運送業者は、トラック一台あたりにつき最大10%もの燃費改善、さらに740パウンド(約335㎏)以上もの重量削減を実現することができる。結果、運輸/輸送会社は、燃料1.5億ガロン(約5.7億L)以上を削減したことになる。これは、大気へのCO2排出量を150万メートルトンも削減したことと同じ計算になる。「X One」装着により車輌の重量を削減できるので、運輸/輸送会社はその分何トンもの荷物を運ぶことができ、それにより収益性の向上、輸送効率の向上、そしてCO2排出量の削減をも可能にする。
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