autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース 株式会社モディー、1人乗りEVマイクロコンパクトカー「PIUS(ピウス)」を開発 ~東北・岩手の被災企業が復興のシンボルを目指す~

自動車ニュース 2012/7/10 15:48

株式会社モディー、1人乗りEVマイクロコンパクトカー「PIUS(ピウス)」を開発 ~東北・岩手の被災企業が復興のシンボルを目指す~

「PIUS(ピウス)」正面「PIUS(ピウス)」背面「PIUS(ピウス)」構造

株式会社モディー(以下、モディー)は、最小限のボディーサイズの組立式EV(電気自動車)マイクロコンパクトカー「PIUS(ピウス)」を開発した。

株式会社村上商会のグループ会社であるモディーは、主に車両の企画、デザイン、設計、解析、モデル製作、試作車両開発及び実験を行っている。しかし、2011年3月の東日本大震災では、デザイン棟が甚大な被害を受け、その建屋での業務の一切ができなくなっていた。

そのような中で開発された「PIUS」は、EVカーの基本機能をシンプルに構成しており、EVカーとしての基礎構造が理解しやすくなっている。更に、サスペンション、ブレーキ、ステアリング装置は、普通乗用車と同様の設計思想による基本構造を有している。

「PIUS」は当面の活動として、大学や工業高等専門学校、高校または、自動車専門学校などの教育機関などで、EVとしての機能・構造と自動車の基本構造を習得する教材としての活用を目指す。

また、各種研究関連団体や、産学の研究現場では、研究対象部品を組み込む対応も行い、目的の部品を評価や、開発ツールのベース車両としての提供も予定している。

今後は、完成車のほかにも組立てキットとしての商品化も進めており、販売は来春以降を予定。完成車及び完成後は、第1種原動機付き自転車としての登録が可能で、外観は標準ボディー以外にユーザーの希望によりデザインの変更にも対応する予定。

代表取締役社長の村上竜也 氏は、「昨年の東日本大震災で被害を受けたモディーが東北の復興を目指し、長年の自動車・航空機・船舶における一貫開発・生産技術を活かし、被災後の『人との絆』や『支援に対する感謝』を伝えるため、開発した。」とコメントしている。

「PIUS」は今後、個人向け販売を含め、多人数乗車仕様やアミューズメントパーク向けなどラインナップを拡充してゆく予定とのこと。

「PIUS(ピウス)」主要諸元

<種別> 電動四輪車

<駆動方式> ギア減速式後輪駆動

<寸法・重量>

全長:2,500mm / 全幅:1,230mm / 全高:885mm

<ホイールベース> 1,500mm

<トレッド>

FR:1,130mm / RR:920mm

<最低地上高> 120mm

<車両重量> 200kg

<乗車定員> 1名

<性能最小回転半径> 3.4m

<一充電走行距離> 25m

<最高速度> 35km/h

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