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試乗レポート 2011/7/19 07:30

マツダ デミオ スカイアクティブ 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)

関連: マツダ デミオ Text: 渡辺 陽一郎 Photo: 茂呂幸正/オートックワン編集部
マツダ デミオ スカイアクティブ 試乗レポート/渡辺陽一郎

上質なエンジンだと思った。4気筒の1.3リッターで1010kgの車両重量では、エンジンの負荷は相応に大きい。それなのに回転感覚がとても滑らか。洗練された印象を受けた。

デミオ13スカイアクティブが搭載する「スカイアクティブ-1.3G」は、ハイブリッドシステムを使わず、アイドリングストップの採用だけで30km/Lの10・15モード燃費を発揮する。フィットハイブリッドと同じ数値だ。

この燃費性能の内、アイドリングストップが受け持つのは約8%。アイドリングストップの機能がなくても、27km/L以上の燃費性能を発揮できる。

背景には14.0という高圧縮比による優れた燃焼効率があり、これを達成すべく数々のメカニズムが採用されるが、細かな摩擦損失の低減も見逃せない。エンジンを極限まで滑らかに回すことで、燃料の消費量を抑えている。これがドライバーに上質なエンジンであることを実感させるわけだ。

例えば自転車の乗車感覚。油が抜けたり空気圧が減っている状態だと、ペダルを漕ぐのにも力を要する。つまり燃費が悪い。同時に走りも滑らかさを欠く。

そこでメンテナンスを施すと、自転車は軽い力で走り、同時に乗車感覚も気持ちの良いものになる。クルマの機能は自転車に比べればずっと複雑だが、同じようなことがいえるのだろう。

効率を高めたから、エンジンノイズや静粛性も向上している。エンジンの回転に伴って発生する、いわゆるメカニカルノイズが低減され、走りの質をさらに押し上げた。

エンジンの性能自体は高くない。13Cが搭載するノーマルタイプの1.3リッターエンジンと比べると、最高出力は7馬力低い84馬力(5400回転)、最大トルクは1.2kgf-m低い11.4kgf-m(4000回転)。

車両重量とのバランスを含めて、加速性能は1.3リッターエンジンを積んだコンパクトカーの平均レベルだ。冒頭で触れたように、セダンやワゴンに比べるとエンジンの負荷は大きい。

従ってパワフルに感じることもないが、回転感覚が滑らかでクセのない性格だから、運転がしやすい。デミオは加減速の多い街中で使われる機会の多いコンパクトカーだから、メリットが十分に発揮される。

スポーティに走った時はどうか。4000回転付近から車速の伸びが高まる印象はあるが、最高出力の発生は5400回転と低めの設定。ATが無段変速式のCVTになることもあり、吹き上がりの良さを楽しむ性格でははい。燃費を追求したエンジンとあって、無理をさせない運転の仕方が似合う。

このような上質なエンジンだと、自然に運転の仕方もていねいになる。

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