レクサスが最高峰SUV「LF-1 Limitless」を2020年に量産か|LS、LC共にレクサス3本柱へ(1/2)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田 健史
LS、LCと共にレクサス三本柱へ
「ウォー」。
品のあるゴールドカラーが優美で華やか。他に類のない独特のロングノーズフォルムに対して、デトロイト市内のショー会場内から歓喜の声が上がった。
全長×全幅×全高=5014×1986×1605(mm)。どこから見ても、レクサス最高峰の出来栄えだ。その名は“LF-1 Limitless(リミットレス)”。レクサスが北米国際自動車ショー(通称デトロイトショー)で放った自信作である。
>>【画像】レクサスのフラッグシップSUV「LF-1リミットレス」
LFと言えば、2010年に量産が終わった、トヨタF1向けをベースとしたエンジンユニットを持つスーパーカーLFAを思い出す。
LF-1では、「コンセプト」ではなく、”限界がない”という「リミットレス」というワードを用いるなど、これまでのレクサスでは使われなかった手法での命名だ。LF-1リミットレスは、ラグジュアリークロスオーバーのフラッグシップとして位置付けた。
デザインは、カリフォルニア州ニューポートビーチを本拠とする、トヨタのデザインスタジオのCALTY(キャルティ)が手掛けた。
トヨタでレクサス部門の総指揮を執る、レクサスインターナショナルのプレジデント・澤良宏氏は「このクルマをLS、LCと並ぶ、レクサスの三本柱のひとつにしたい」と抱負を述べた。
量産について聞いてみると「今回の発表で、市場からの声を聞いた上で検討する」と言葉を濁したが、澤氏は量産に対して前向きな態度だ。
EVやFCVなど次世代パワーユニット勢揃い
“LF-1 Limitless(リミットレス)”で驚きなのは、パワーユニットの豊富さ。なんと、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車のEV、そして燃料電池車のFCVまで、電動車のオンパレードである。レクサスは2025年までに、LS、LC、LX、RXなど全モデルを電動化するとし、レクサスのフラッグシップとなるLF-1リミットレスについては「すべての電動パワートレインをオプション設定したい」(澤氏)という、なんとも贅沢な考え方だ。
なお、今回の発表では、それぞれの電動パワーユニットの詳細についても未公開。また、筆者が澤氏に対して「車体はLS、LCと共通化するのか?」と聞いたが「ノーコメント」という回答だった。だが、他のレクサスモデルでの開発実情を考慮すれば、LF-1リミットレスがLS、LCと車体を含めた多くの部品を共有することは間違いないだろう。
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