【はたらくクルマ】ニューヨークと東京の最新タクシー事情/遠藤イヅル(2/3)
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- 筆者: 遠藤 イヅル
- カメラマン:遠藤イヅル・オートックワン編集部 イラスト:遠藤イヅル
NYと東京、どちらも「クラウン」タクシー!?
NY・東京ともに新しいタクシーのスタイルとしてNV200が走り始めていますが、まだまだ台数が少ないのは否めません。ですので一般的な従来の3ボックス型セダンのタクシーは依然として街の顔です。
20車種前後が走るNYでも、「顔」といえば古典的セダンの「フォード クラウンビクトリア」。日本には正規で輸入されていないセダンですが、アメリカでは「営業車」的な存在としてとてもメジャーです。後輪駆動、V8エンジン、ラダーフレームという昔ながらの堅実な設計もタクシー、ハイヤー、パトカーなどの用途に向いていたため、イラストの2代目モデルは見かけないことがまったくないほどに走り回っています。
でもそこはアメリカ、スケールが違う!
ごく一般的なセダンなのに、全長は5.4m!そう、フルサイズと呼ばれるその大きさに圧倒されます。
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