autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート ボルボV90クロスカントリーで東京から試される大地”北海道”へ。1400km、グランドツーリングの旅:前編

試乗レポート 2018/12/17 19:29

ボルボV90クロスカントリーで東京から試される大地”北海道”へ。1400km、グランドツーリングの旅:前編(1/3)

関連: ボルボ V90クロスカントリー , ボルボ V90 Text: オートックワン 編集部 Photo: 佐藤正巳,茂呂幸正
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編集部新規加入のための通過儀礼? ボルボでのロングドライブが始まる

ボルボは、生活をともにするクルマという印象がある。ライフスタイルの中に取り入れて使い込んでいくことで、パートナーや家族の一員という位置づけになるブランドなのだと思う。そんなボルボから、「北海道まで走りませんか?」というオファーがきた。

ちなみに旅程はというと、初日は東京から青森港まで走り、フェリーで函館へと渡って1泊。2日目は函館をスタートして北海道内を自由に走り、最終的には夜に新千歳空港でゴールというもの。最短ルートで計算しても1100kmを越えるロングドライブ。飛んでしまえばわずか2時間程度の東京→北海道・新千歳空港間を、1泊2日で走り切ろうというこの企画。ボルボの真価が問われるとともに、ドライバーの資質も問われる旅だ。今回ステアリングを握るのは、編集部に新たに加わった副編K。T編集長から「北海道行ってきて、ボルボで」と極めて簡単な説明だけを受け取った僕は、このロングドライブをオートックワン編集部員になるためのイニシエーション(通過儀礼)だと認識して、走り出すことにした。

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借り出したのは、ボルボのフルサイズステーションワゴン、V90クロスカントリー D4 AWD Summum。XCシリーズのラインアップが充実したおかげで、すっかりSUVブランド的な立ち位置になっているボルボだが、850やV70といったステーションワゴンで一世を風靡した時代を見てきた世代(つまりはオッサン)である副編Kにとっては、ボルボ=ワゴンのイメージが強い。ついでにいうと、過去には日産 セフィーロ ワゴン(『お元気ですか?』の次のFFベース)、アウディ オールロードクワトロ(初代)、VW パサートR36と乗り継いだこともあり、ステーションワゴンは個人的にも大好物。

まずは青森港までの中間地点である仙台を目指した。とくに目的があるわけではないが、なんとなくお昼に牛タンでも食べようか、と思ったのがその主たる理由。行き当たりばったり感は否めない。ちなみに試乗車は、以前編集部でテストした車両と同じ個体。当時よりも走行距離が伸び、いわゆるアタリがついて各部が馴染んだようで、乗り心地はとても滑らかな印象だ。

ゆったりとした走りと包み込まれるような安心感

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首都高速を駆け上がって、継ぎ目だらけの5号線から大橋ジャンクションのループを抜け、C2へ。程よく遮音が効いていて、アイドリング時にはそれなりに聞こえてきていたD4の直噴ディーゼルターボエンジンが発するガラガラとした音があまり耳に届いてこない。長距離を走るとさまざまなノイズを長時間に渡って聞き続けることになる。そしてその音で疲れてしまうことがあるが、風切り音も含めてV90クロスカントリーは心地いい空間音の作り方をしているようだ。V90よりも車高が55ミリ上がっていることもあって、たっぷりとしたストロークでサスペンションがよく動く。ドライブモードは「コンフォート」を選択し、ステアリングを東北道へと向けた。

D4に搭載される直列4気筒2リッター直噴クリーンディーゼルターボエンジンは、190PS/400N・mを発揮する。1870kgの車重に対して絶対的なパワー感はないが、低回転域からの十分なトルクで遅いと感じることはない。もう少しパンチがあってもいいとも思うが、V90クロスカントリーのどこかしら優しく包みこむような乗り味にはこの特性がマッチしているだろう。100km/hでわずか1500rpm+アルファというエンジン回転数だから、車内は平和そのもの。フラットで凪いだ水面を進んでいく船のように滑らかに走っていく。トルクを発揮する回転域に入れておけば、ストレスはほぼ皆無だ。

今回のロングドライブでは、東北地方や北海道内で雪道を走ることが想定されていたため、タイヤはコンチネンタルのスタッドレス(バイキングコンタクト6)に交換されていた。そのこともあり、路面とのコンタクトはサマータイヤよりも柔らかめ。しかし腰砕け感はなく、高速性能に優れた欧州スタッドレスの剛性感と、V90クロスカントリーのサスペンションがよくマッチングしているように思う。

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先行する車両を追従して速度を保つアダプティブクルーズコントロールに加えて、車線にあわせてステアリング操作をサポートしてくれるパイロットアシストを機能させれば、ドライバーの負担は圧倒的に軽減される。走りなれない高速道路は、いつも以上の気遣いが必要になる。だからこそ、クルマに任せることができることは任せてしまうのがいい。朝焼けのなか北上するクルマの流れに乗って、V90クロスカントリーは仙台へと滑るように走っていく。

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筆者は、普段でもあまり高速道路では休憩を挟まず、行けるところまでノンストップで走って行ってしまうタイプなのだが、今回はV90クロスカントリーの性格もあって、まさに仙台まで一気に走り切ってしまいそうだった。しかし同行するカメラマンの要望もあり、パーキングで適当に休憩を挟むことにした。何の気なしに入ったのは阿武隈PA。松尾芭蕉の旅から300年を記念した石碑があり、『是よりみちのく』の文字に旅情を覚える。酪王カフェオレもお約束だ。

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