ボルボ V60 試乗レポート/小沢コージ(1/4)

ボルボ V60 試乗レポート/小沢コージ
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ええっ、あ、あの子が・・・!?

ボルボ V60

清純派女優のイメチェンほど俗な男をドキドキさせるものはないが、まさかそれっぽいことがクルマでも見れるとは思わなかった。

今年の初夏には上陸予定のボルボの新しいステーションワゴン、V60。その前にはミディアムセダン版のS60も登場するが、ボルボといえばなによりワゴン。

そして、今回の注目度は何よりもイメチェン度が違う。

そもそもボルボワゴンといえば、昔からエステート(不動産)と名付けられてるくらいの巨大荷室が売りで、極論すると「クルマに荷室が付いてる・・・」ではなく、「荷室にクルマが付いてる・・・」くらいのクルマ。

北欧ならではのオシャレイメージと同時に、徹底した生真面目さが売りで、いわばその“お嬢様ぶり”に男たちはときめかされてたってワケだ。

実際、今も知り合いのカメラマンが乗っている90年代の940ワゴンは、ほとんど荷室に小さな畳が入りそうなほど広い。その分、見た目もまさに部屋だが、それこそがボルボ。ちょっとスカートの長いお嬢様みたいな部分にソソられていたはずなのだ。

ボルボ V60ボルボ V60

ところが見てちょうだいませよ、このV60。

容量にして430リッターというちょっとしたセダン程度のラゲッジ容量もさることながら、リアビューは、オマエはアルファスポーツワゴンかアコードエアロデッキ(古い?)かってセクシーさ。

特にリアウィンドウの小ささ、クォーターピラーのスポーティさったらないわけで、まさしく“オシリの小さな女のコ”と言った風情。

そもそもこのV60自体、今までボルボになかったカテゴリーで、コンパクトワゴンのV50と定番V70の中間だし、そもそもボルボ自ら「スポーツワゴン」と名付けることすら初めて。

いろんな意味でボルボよ、オマエもか!というインパクトなのだ。

当然、伝統的なファンからは反発すら出そうな勢いだが、実はボルボユーザーとは言え、最近ではそのビッグな荷室を使い切っていないユーザーが多いのが世界的な傾向で、そもそもこれは「お客の要望だ」という説もある。

つくづく世界は変わって行くわけですな。

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小沢 コージ
筆者小沢 コージ

横浜市出身。バラエティ自動車ジャーナリスト。自動車メーカー、「NAVI」編集部員を経てフリーに。現在、雑誌やネットに多数連載。記事一覧を見る

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