ボルボ 限定スポーツモデル「S60 ポールスター」「V40 R-DESIGN カーボン・エディション」 試乗レポート(1/4)

ボルボ 限定スポーツモデル「S60 ポールスター」「V40 R-DESIGN カーボン・エディション」 試乗レポート
ボルボ S60 ポールスター/V40 R-DESIGN カーボン・エディション 試乗レポート/嶋田智之 ボルボ S60 ポールスター/V40 R-DESIGN カーボン・エディション 試乗レポート/嶋田智之 ボルボ S60 ポールスター/V40 R-DESIGN カーボン・エディション 試乗レポート/嶋田智之 ボルボ S60 ポールスター/V40 R-DESIGN カーボン・エディション 試乗レポート/嶋田智之 画像ギャラリーはこちら

まだまだ知られていない!? ボルボがメラメラと燃やすモータースポーツへの情熱

ボルボ S60 ポールスター/V40 R-DESIGN カーボン・エディション 試乗レポート/嶋田智之ボルボ S60 ポールスター/V40 R-DESIGN カーボン・エディション 試乗レポート/嶋田智之

まさか“四角四面で安全性は世界一”なんていう、まるで大化の改新を語るような時代錯誤でボルボについてクチにする人なんて、もはや存在しないだろう。モダーン・スカンジナビア・デザインを代表するかのようなシンプルに感じられるけど実は凝ったデザインの瀟洒なスタイリングに、伝統といえる安全性への哲学を煮詰めに煮詰めて余すところなく盛り込んだ現代のボルボは、質実剛健のイメージが先行して“医者か弁護士の乗るクルマ”なんて言われていた先史時代と異なり、誰もがすんなりと気持ちを向けられるお洒落で上質な北欧ブランドとしてすっかり定着している。

でも、ボルボがモータースポーツにも情熱を燃やしている自動車メーカーであることは、今ではあまり知られていないようだ。1980年代の半ばのヨーロッパ・ツーリングカー選手権で240ターボが猛威を振るったことや、1990年代半ばに850エステートで英国ツーリングカー選手権に撃って出てレース・ファンを驚かせたことは、忘れ去られてしまっているかのようだ。

実はボルボは熱いのである。

それをたっぷりと感じさせてくれる2台のモデルを試乗することができた。1台は「V40 R-DESIGN カーボン・エディション」、そしてもう1台は「S60 ポールスター」である。

ボルボのモータースポーツを支える「ポールスター」は2015年、遂にボルボ社直系へ

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スウェディッシュ・ツーリングカー選手権では、1996年と1997年、そして2009年にドライバーズ・タイトル、2004年にマニュファクチャラーズ・タイトル、2010年にチーム・タイトル、2012年にドライバー、チーム、マニュファクチャラーの3冠、2013年と2014年にはドライバーとチームの二冠という強さ。そして、スカンジナビアン・ツーリングカー選手権では、2010年、2013年から2015年までの計4回、チャンピオンシップを制覇。まだ他にもあるけれど、近年のボルボのモータースポーツでの代表的な戦績である。日本にはあまり情報が入ってこないから知られていないのも仕方ないけど、ボルボのモータースポーツでの活躍は過去のものじゃないのだ。

それを担ってきたのが、ポールスターである。ポールスターは1996年以来ボルボのオフィシャルパートナーとして活動してきたモータースポーツ・テクノロジーの会社で、上に記した戦績もすべてポールスターとボルボのジョイントによるもの。現在はレースの実働部隊を除いて完全にボルボの傘下に収まり、切っても切れない間柄の実働部隊の方はシアン・レーシングと名乗っているが、当然ながらそちらの方もボルボとガッチリ手を組んでいて、2016年から“ポールスター・シアン・レーシング”というボルボのワークスチームとして、世界ツーリングカー選手権にフル参戦する計画にもなっている。

判りやすくいうならメルセデス・ベンツにとっての“AMG”、BMWにとっての“M”のような存在。そしてAMGやMと同じように、モータースポーツの分野だけでなく、持ち前のテクノロジーを活かしたシャシー開発、エンジン開発、コンプリートモデル開発なども行うという側面も持っている。今回の2台も、そのポールスターが開発に関与しているスポーツモデルなのだ。

[V40 CARBON EDTIONの走りは・・・次ページへ続く]

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嶋田 智之
筆者嶋田 智之

本人いわく「ヤミ鍋系」のエンスー自動車雑誌、『Tipo』の編集長を長く務め、スーパーカー専門誌『ROSSO』の総編集長を担当した後、フリーランスとして独立。2011年からクルマとヒトに照準を絞った「モノ書き兼エディター」として活動中。自動車イベントではトークのゲストとして声が掛かることも多い。世界各国のスポーツカーやヒストリックカー、新旧スーパーカー、世界に数台の歴史的な名車や1000PSオーバーのチューニングカーなどを筆頭に、ステアリングを握ったクルマの種類は業界でもトップクラス。過去の経歴から速いクルマばかりを好むと見られがちだが、その実はステアリングと4つのタイヤさえあるならどんなクルマでも楽しめてしまう自動車博愛主義者でもある。1964年生まれ。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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