VW ゴルフ購入者の6割以上が選ぶデジタルクラスターメーターってなに?
- 筆者: MOTA編集部
衰え知らずのゴルフ人気! 多くの人が選ぶオプションの秘密に迫る
ゴルフの人気の秘密は、素の実力が高いことはもちろんだが、こまめに改良をしてどんどん進化していくコトも見逃せない。2017年のマイナーチェンジではクラス初採用となる全面ディスプレイのメーター"デジタルメータークラスター"を採用するなど進化に余念がないのだ。今回はそのメーターについて紹介する。
そもそもデジタルメータークラスターとは?
昭和から平成にかけてのバブル期に速度計とタコメーターをデジタルで表示するデジタルメーターが流行ったが、現在の主流はアナログ型である。VWが採用する”デジタルメータークラスター”とは、大型のデジタルディスプレイを搭載し、メーター内にナビなどのインフォテインメントを表示するものだ。現在、アウディやBMW、さらにはメルセデス・ベンツなどの欧州ブランドも、名称は異なるものの採用例が増えてきている。
一体なにができるの?、そして使ってみてどうなの!?
気になるその機能だが、ナビゲーションの表示が大きなポイントとなる。今まではセンタークラスターにモニターが備わっていたため、運転中に確認するには視線移動が必須であった。
ところが、ドライバーの目の前に大画面で表示されるので視線移動なく道順が確認できる。もちろん、スピードメーターやタコメーター機能も同時に表示される。
そのほか、先進安全機能の設定や燃費の確認なども極めて見やすく表示されるのもポイントだ。
実際に使ってみると、ほとんどの機能をステアリングスイッチで操作できるため非常に使いやすい。しかもメーターを大きくしたり、ナビ画面を大きくするなど任意に設定できるのも◎。さらに、右左折時などは一般的なナビのようにわかりやすく"ズーム"してくれるので、超親切!
そしてなにより、目の前にキレイな画面がドーンと、まるでSF映画に出てくるクルマのように先進的な見た目がなによりカッコイイのだ。
装着可能グレードは4つ!
ゴルフだけで見ると全体の60%以上が装着をしているという。装着できるのは一部のグレードで、標準装備となっているのはコンフォートライン マイスター※、ハイラインマイスター※、GTI パフォーマンス、Rの4グレード。オプションで選択可能なのはGTI・GTEである。
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単体でのオプション設定はなく、パッケージオプションのテクノロジーパッケージを選ぶともれなく装備される。テクノロジーパッケージの内訳は、夜間の右左折時に死角を照らすダイナミックコーナリングライト、ダークテールランプ、LEDテールランプとなっている。
デジタルクラスターメーターを装着するには、VW純正インフォテインメントシステムのディスカバープロが装備されていなければならないものの、+17万2800円でこの装備が手に入るのだ。ちなみに、ディスカバープロパッケージは22万6800円となっている。
いずれにしても、この価格ならば装着率60%強は納得できるだろう。購入検討をしている方は是非チョイスしてほしい。
※ガソリン・ディーゼルともに選択可能
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