フォルクスワーゲン ゴルフ TSI トレンドライン 試乗レポート(2/4)
- 筆者： 石川 真禧照
- カメラマン：小平寛
ずばりお財布にやさしい VW特製のお手軽エコカー
122馬力エンジンのゴルフTSIトレンドラインは、5ドアハッチバックのゴルフと、ステーションワゴンのゴルフ ヴァリアントにそれぞれ用意されている。
外観はコンフォートラインと同じく、リアのエムブレム「TSI」の"I"の文字だけが赤いのが特徴。コンフォートラインとの違いはホイールがアルミではなく、キャップ式になっていることだ。タイヤも195/65R15というエコタイヤを装着していた。
インテリアではシート表皮が簡素化され、エアコンもマニュアル式を採用している。
しかし、メカニカルな部分では、国内初登場の1.4Lシングルターボはガソリン直噴とターボを組み合わせ、世界初の7速DSGミッションの効果と相まって、10・15モード燃費で15.4km/Lを記録している。実走行燃費でも100km/h巡航では20km/L以上を達成するというエコカーなのだ。
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1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』（小学館）、『HOT DOG PRESS』（講談社）、『カーセンサー』（リクルート）など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る
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