トヨタ ウィッシュ グレード比較(2/6)

トヨタ ウィッシュ グレード比較 2.0Z

ウィッシュの最上級グレードに位置づけられるのが2.0Z。

ボディの全幅は1,745mmで最もワイドなボディを持つ。フェンダー部分の張り出しがやや大きいためだ。

ほかの3グレードがいずれも2-3-2の7人乗り仕様とされているのに対し、2.0Zだけは2-2-2の6人乗り仕様となる。2列目シートが独立したキャプテンシートになっていて、快適性を重視している。多くても6人までという使い方の人が対象だ。

搭載エンジンはバルブマチックと呼ぶ可変バルブ機構を備えることで116kW／196N・mという余裕の動力性能を発生し、無段変速のCVTと組み合わせることで滑らかな走りを実現している。2.0Zと1.8Sではパドルを使ったマニュアル操作が可能なCVTとなる。 2.0Zにだけ設定されているのがダイナミックスポーツモード。

これはインパネに設置されたボタンを押すことで、CVTの変速スケジュールが変わるほか、電動パワーステアリングの制御や、発進時にタイヤが空転するのを抑えるトラクションコントロールの効き具合もスポーティな味付けに変わる。走りを楽しみたい人向きの仕様だ。タイヤサイズも唯一17インチになる。

このほか、2.0Gと共通となるが、2,000ccエンジンの搭載車には、ウェルカムパフォーマンスのあるオプティトロンメーター（自発光式メーター）や、持っているだけでドアの開錠やエンジンの始動ができるスマートキー、イモビライザー(盗難防止装置)、クルーズコントロール（定速走行装置）などが標準で装備されている。 横滑り安定装置のS-VSCや電子制御ブレーキ配分付きABS、SRSサイド＆カーテンエアバッグを含めた6つのSRSエアバッグといった安全装備は、全車とも共通で標準装備されている。

HDDカーナビや電動ムーンルーフ、ワイドビューフロントモニター＆インテリジェントパーキングアシスト、バックガイドモニターなどはオプション設定となっている。