残価設定プラン購入勢必見! 現行プリウスを売るなら今だ
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
あの時、超流行ったクルマって今一体いくらの値打ちがあるんだろう? なんてオーナーじゃなくとも気になるモノ。この企画はテレビでよくある“あの人は今”のクルマ版的な感じで昔流行ったクルマの“今”(買取相場)をお届け。今回は、デビューから5年目の現行プリウス。
プリウスは大発明品! コイツがいなけりゃ今のクルマはない
ハイブリッドカーという名を世に広めたトヨタ プリウス。1997年にデビューした初代モデルは、まだまだエコという考えも今ほど浸透していなく、ビジネス的にも決して成功と言えるものではなかった。
ところが2009年に登場した3代目プリウスは超がつくほどのヒット作となった。ガソリン代が120円を超えるなど、低燃費車を求める声が急激に高まった時期で、時代がやっとプリウスに追いついたのだ。
プリウス戦々恐々! 低価格戦略で戦った2代目インサイトがコレ
そんなプリウスは2015年に4代目にバトンタッチ。コンセプトはそのままに、衝突被害軽減ブレーキやACCといった先進安全運転支援システムを充実させるなど、これまた時代に即した内容であった。2018年にデザインを大幅に変えるなど、ますますの進化を図っている。
今回は前期モデル(2015〜18年)の今の買取相場を見ていきたい。当時3/5年の残価設定プランで購入した人は、特に見て欲しい。
残価7割はザラ! エアロ装着車はより有利
よりリアルな情報をお届けすべく、走行距離5〜10万キロの個体にフォーカスして見ていこう。
売れ線グレードのSツーリングセレクションは、走行距離5〜6万キロの個体で170〜180万円で取引されている。新車当時の価格が263万円だったことから、現在も約68%の価値が残っている計算になる。
加えて、最上級グレードのA プレミアムツーリングセレクションは同条件で180〜190万円で買い取られているという。コチラも320万円の新車価格から計算するに約60%の価値という結果に。
サンプルから判断するに個体にもよるが、最上級グレードよりも売れ線グレードの方が買取相場では有利なようだ。
ちなみにアルファードやランクルといった高級車では、モデリスタのエアロを装着した個体が買取で大幅に有利であるが、それはプリウスも同じ。
Sツーリングセレクションを同条件で見てみると、ノーマル車両よりも10万円程度高値で買い取られるケースもあるという。
残価プラン利用者なら、今売れ!
最後に、営業車として活躍しているケースも多いだけに過走行車両の買取相場も見ていこう。最上級グレードのAプレミアムツーリングセレクションは、18〜20万キロの個体で40〜50万円程度。ベースグレードのEは、30〜40万円程度の値がつくようだ。
現行プリウスは、デビューから今年で丸5年。3/5年残価設定プランで購入したオーナーが買い替えを考えるタイミングだ。それだけにこの記事を参考に、乗り換えを考えて欲しい。
【筆者:MOTA編集部 木村剛大】
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