新型ノア/ヴォクシー vs 新型ステップワゴン、注目のミニバン対決は新型ヴォクシーが一歩リード! しかし「Mサイズミニバンは350万円前後が価格のボーダー」との声も【みんなの声を聞いてみた】

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2022年は、トヨタ 新型ノア/ヴォクシーやホンダ 新型ステップワゴンが登場するなど、再びミニバンカテゴリーが盛り上がりを見せている。人気ミニバンがこぞって新型となる形だが、果たして購入検討者達はどのモデルが実際に欲しいと感じているのか? SNSで挙げられているみんなの声を探ってみた。

目次[開く][閉じる]
  1. 新型ノア/ヴォクシーに新型ステップワゴンと、人気ミニバンが揃って新型にモデルチェンジ
  2. 1位は新型ヴォクシー、2位には新型ステップワゴンが食い込む
  3. 新型ステップワゴンは、非オラオラ顔を好む層から好印象
  4. Mサイズミニバンでは350万円前後が価格のボーダーライン

新型ノア/ヴォクシーに新型ステップワゴンと、人気ミニバンが揃って新型にモデルチェンジ

2022年1月7日(金)、まず先にその新しい型を公開したのは6代目となるホンダ 新型ステップワゴン。

新型ではエアロタイプの「STEP WGN SPADA(ステップワゴン スパーダ)」に加え、新たに「STEP WGN AIR(ステップワゴン エアー)」を設定し、2つのモデルをラインナップ。2022年春の発売を予定している。現在のところ、細かなスペックや価格はアナウンスはされていない。

新型ステップワゴンの後を追うように、同年1月13日(木)には4代目となるトヨタ 新型ノア/ヴォクシーが発表され、同日より発売も開始した。

新型ノア/ヴォクシーでは、新設計のTNGA GA-Cプラットフォーム(車台)が採用され、走行性能や先進運転支援機能を大幅に進化させたほか、パッケージングも見直され使い勝手も向上した。新型ノア/ヴォクシーは新型ステップワゴンよりひと足早く発売開始したこともあり、詳細な情報もアナウンスされている。気になる価格(税込)は267万円~396万円。

Mサイズミニバンで人気の両モデルだが、実際に購入検討者は買うなら新型ノア or 新型ヴォクシー or 新型ステップワゴンどのモデルと考えているのか? MOTA(モータ)では公式Twitter上でアンケートを募集した。

アンケート測定期間:2022年1月31日(月)~2月1日(火)/測定方法:MOTA編集部公式Twitter

1位は新型ヴォクシー、2位には新型ステップワゴンが食い込む

Twitterアンケートでは、1位が38.1%で「新型ヴォクシー」、2位が33.1%で「新型ステップワゴン」、3位が28.8%で「新型ノア」という回答結果となった。

また、アンケートの他にもSNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

新型ヴォクシーは圧倒的な押し出しの強さに、新型ノアは上品さに人気が集まる

まずは1位の新型ヴォクシー、3位の新型ノアを推す声から。

「何だかんだアクの強い顔のヴォクシーはかっこよく見える。新型でも人気が集まるのではないか」

「新型ヴォクシーのエアロの押し出しの強さが気に入った」

「新型ノアはウインカーの点滅が寂しかったので、新型ヴォクシーをオーダー。リセールも考えたら、1番売れてる黒系のヴォクシーだと思う」

「個人的に新型ヴォクシーはどぎつすぎるので、程よい新型ノアのエアロが好印象」

「上品な外観が琴線に触れたので標準仕様の新型ノアを注文した」

「1番のネックだった安全装置関連がバージョンアップされ、見た目もグレードで選択の幅あるし、新型ノア/ヴォクシーは売れそう」

1位の新型ヴォクシーを推す声としては、やはりエアロパーツを備えることによる押し出しの強さを評価する声が多い。また、リセール面を考えた上でも人気の黒系カラーが支持されているようだ。

一方、新型ノアを推す声には、エアロ仕様でも新型ヴォクシーほどではない程よい押し出しの強さや、標準仕様の上品さに好感を持っているようだ。多岐にわたる購入検討層のニーズにもしっかり対応している新型ノア/ヴォクシーのバリエーションの豊富さは大きな強みなのかもしれない。

上級グレード+オプションでアルファードも見えてくる価格設定

その一方で、新型ノア/ヴォクシーに対する批判的な声も少なくない。

「ファミリー向けだったはずが価格的にもはや手が出せない状態」

「購入層は子育て中のファミリーが多数なんだから、安くてもっとガシガシ使えるグレードがあればいいのに」

「高すぎる。下位グレードの値段をあと20万安くすればいいのに」

「売れ線のグレードは350万円からとか高すぎる」

「デザインもさることながら価格もアルファードに寄ってきている。ミニアルファードはいらない」

「色々豪華なオプションを付けて500万になる必要はないと思う。そこはアルファードの役目じゃないの?」

これら価格に対する批判的な声は少なくない数で存在している。ファミリー層が中心となる購入検討層に対し、クルマが豪華になりすぎて高いといった印象だ。また、上級志向により1つ上のクラスのアルファード化しているといった見方も多いようだ。

新型ステップワゴンは、非オラオラ顔を好む層から好印象

対する2位の新型ステップワゴンを推す声には、

「ステップワゴンのシンプルさがスタイリッシュで感動した」

「オラオラ系のノア/ヴォクよりすっきりしたデザインに好感が持てる」

「初代を彷彿とさせるシンプルな箱っぽい外観は昔を知る層からは支持されそう」

など、シンプルやすっきりといったキーワードが多く見受けられ、その落ち着いたデザインが高評価のようだ。また、原点回帰したボクシーなデザインも支持されている。押しの強いオラオラ顔が苦手な層がシンプルでスタイリッシュな新型ステップワゴンを推しているといった印象だ。

価格次第ではライバルに差をつけられる危険も

一方で、新型ステップワゴンに関しては未だ価格が明かされていないということもあり、

「シンプルな外観で良いと思う。その分価格もシンプルだとヒットすると思う」

「価格がトヨタ以上なら売れない」

「これで新型ノア/ヴォクシーと同じ価格帯だったら後出しジャンケンする意味が全くない」

と、こちらも価格に関して注目が集まっている。中でも、新型ノア/ヴォクシーがヒットすることを前提に、それに対抗するためにはより魅力的な価格設定が必要とする声は多い。今のところ評判の良い新型ステップワゴンながら、今後その人気は価格次第ではどちらにも大きく変動してきそうだ。

Mサイズミニバンでは350万円前後が価格のボーダーライン

デザイン面では両極にある新型ノア/ヴォクシーと新型ステップワゴンだが、今回共通して価格に関する声が非常に多かった。その中でも全てのモデルに当てはまる声として、

「どのモデルにしろ(ステップワゴンはまだ出てないが)、上級グレードでオプション付けたら500万円近くするなんて、もはやファミリーカーではなく高級ミニバン。350万円までに収めて欲しい」

「Mサイズミニバンは350万円前後まで、Lサイズミニバンは500万円前後までのイメージだったのに、もはや価格設定が異常」

などの声が見受けられた。350万円前後というのがMサイズミニバンの価格のボーダーの様で、このあたりも含め、今後、価格発表を控える新型ステップワゴンの動きにも注目したいところだ。

そのほか、

「デザインの好みは千差万別。2列目以降の機能性はほぼ互角なので、あとは走りや燃費、ソフトウェアなどが勝負どころだと思う」

「どれも今まさに検討中だが、デザインもさることながら走りの面でのキャラクターの違いが気になる」

と、走行性能での違いを気にする声も見受けられた。このあたりは今後、試乗がかなった際に速やかにレポートしていくので楽しみにしていて欲しい。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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