新型ランドクルーザー300、欲しいのはやはりディーゼル! 唯一の懸念点は7人乗り仕様がない点 【みんなの声を聞いてみた】

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2021年6月10日(木)に世界初公開され、いよいよ日本でも2021年夏にデビュー予定のトヨタ 新型ランドクルーザー300。現行モデルのランクル200からパワートレインを一新した新型ランドクルーザー300では、新開発のV型6気筒 3.5リッターガソリンツインターボ(415ps/650Nm)が搭載されるほか、待望のディーゼルエンジン、3.3リッターディーゼルツインターボ(309ps/700Nm)も新設定され話題を呼んでいる。今回は実際に一般ユーザー、購入検討者達はガソリン or ディーゼルどちらが欲しいと感じているのか? SNSで挙げられているみんなの声を探ってみた。

目次[開く][閉じる]
  1. 新型ランドクルーザー300では待望のディーゼルエンジンが新設定
  2. 以外にもその差は僅か
  3. 今後V8は復活するのか? それともレクサス専用になるのか?

新型ランドクルーザー300では待望のディーゼルエンジンが新設定

新型ランドクルーザー300では、現行型ランドクルーザー200のV8 4.6リッターガソリンエンジン(318ps/460Nm)から搭載するパワートレインを一新する。新たに新開発のV型6気筒 3.5リッターガソリンツインターボ(415ps/650Nm)と、3.3リッターディーゼルツインターボ(309ps/700Nm)が設定されるほか、さらに10速オートマチックトランスミッションが組み合わされる。

新型ランドクルーザー300グレード展開

MOTA編集部独自調査によると、新型ランドクルーザー300のグレード展開は、ベーシックな「GX」(ガソリン・5人乗り)510万円。ここから上は現行型同様に3列シートレイアウトが設定される。ただし新型ランクル300の定員は7名となる。「AX」(ガソリン・7人乗り)550万円、「VX」(ガソリン・7人乗り)630万円。

そして上級グレードには2つのパワートレインが揃う。「ZX」(ガソリン・7人乗り)730万円、「ZX」(ディーゼル・5人乗り)760万円、そして新設の「GR SPORT」(ガソリン・7人乗り)770万円、「GR SPORT」(ディーゼル・5人乗り)800万円という布陣だ。ディーゼルには7人乗り仕様の設定がない。

これまで、弟分のランドクルーザープラドには高効率な上に価格も安い軽油が使用できるディーゼルエンジンが設定されており、国内販売でも主力のパワートレインとなっていた。そのためランクルファンの間でも以前より新型ランドクルーザーへのディーゼルエンジンの設定を望む声が挙がっており、新型ランドクルーザー300では遂にそれが実現した形だ。

そこで実際に、現行型オーナーや新型購入検討者、車ファンなどは、買うならガソリン or ディーゼルどちらなのか? MOTA(モータ)では公式Twitter上でアンケートを募集した。

アンケート測定期間:2021年6月30日(水)~7月3日(土)/測定方法:MOTA編集部公式Twitter

以外にもその差は僅か

Twitterアンケートでは、全体の52.9%が「ディーゼル」と答え、残りの47.1%が「ガソリン」という回答結果に。結果的に前評判の高かったディーゼルエンジンの方が高い割合の答えとなったものの、その差は僅か。

ディーゼルに軍配も、7人乗り仕様を望む声

ディーゼルエンジンを推す声としては、やはり燃料の違いによるランニングコストを挙げる声が大半を占める。また「ディーゼルはガソリンより30万高だが、免税が約21万あり実税価格差は9万円くらい。ディーゼルねらい目かも」と購入時の免税を指摘する声も見受けられた。

その一方で「ディーゼルにも7人乗りが欲しかった」「ディーゼルに7人乗りがあったら迷いなくGR-Sを選択していた」といったディーゼルエンジンに7人乗り仕様を望む声も非常に多く挙げられている。

ガソリンエンジンモデルには7人乗りの設定はあるものの、ディーゼルエンジンモデルには5人乗り仕様しか設定されておらず、この辺りも僅差となった要因の一つではないかと考えられる。

リセールの高さでガソリンを支持する声

一方、ガソリンエンジンを推す声には「ガソリンの方がリセールが良いと聞いたのでガソリンをオーダーした」「ディーゼルも魅力的だけど、ガソリンの400馬力オーバーはデカイ」「そこまで燃費を気にしないのでガソリンをチョイス」などが挙げられている。

只でさえリセールバリューの良いランドクルーザーながら、ガソリンの方がさらに高いとする声が一定数見受けられ、この辺りもまた一つの要因だろう。

今後V8は復活するのか? それともレクサス専用になるのか?

今回、僅差ながらもディーゼルエンジンを支持する声の方が高い結果となった。しかし、それ以外の声として一定数見受けられたのがV8エンジン消滅に関する声。

「V8も選択肢の一つとして残してほしかった」「V8は後出しの可能性ないのかな? とりあえずは200系車検出して様子見」といったといった声も一部で挙げられている。

中には「LXではV8が存続するのか?」「V8はレクサス専用?」「V6かV8でLXとの差別化をするんだと思う」と、早くも兄弟車でこちらも人気を集める次期レクサス LXの搭載エンジンを推測する声が挙がっている。

エンジンラインナップや新型LXの展開などは引き続き注目していきたいところだ。

そんな中、印象的だったのは「脱ガソリンとか電動化とか言っているが、日本でもやはり山間部や災害時などで活躍するのはこういう車。内燃機関をなくすことはできない」という声。

まだまだこうした声が少なくない数で存在しており、電動化時代の中においてもその唯一無二の存在であるランクルは支持され続けるだろう。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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