【国産派vs外車派】トヨタ カムリとフォルクスワーゲンパサートセダンをくらべてみた|外車のススメ Vol.18(2/2)
- 筆者: 遠藤 イヅル
トヨタ カムリ、じゃなくて伝統の欧州セダン「パサート」という選択
セダンの良さは、道具というより「伴侶」のような存在になることです。
さらにメリットとして、低重心による安定した走り、乗り心地の良さ、運転のしやすさ、トランクルームを別としたことで生まれる車室の一体感や静粛性など、数多くあります。
そしてセダンは、ワゴンやミニバンほどの積載性はなく、アクティブな行動、という印象も少ないかわりに、落ち着いた佇まいやオトナの雰囲気を与えてくれます。
高級モデルに属するカムリとパサートも、知性を感じさせる佇まいを有しており、セダンが持つメリット・魅力を存分に感じられます。
安全性能や燃費の良さも、双方ともに十分に兼ね備えています。ミニバン・SUV全盛のこの時期にセダンを選ぶという「審美眼」も感じられます。
旅行のお供にオススメな1台
そのため、もしこの2台を比べた場合、二車択一はとても難しいチョイス。でもあえて国産車のカムリではなく、パサートをオススメしたいと思います。
もしアナタが、旅好きで長距離ドライブを好むなら、パサートは最高の旅の伴侶になるからです。欧州のセダンは圧倒的なロングツーリング性能を誇ります。欧州車で長距離を走ったことがあるユーザーならわかると思いますが、1日に500km以上走っても、疲れにくいのです。
素晴らしい直進安定性、コーナーでも怖くないハンドリング、体に痛みを与えないシートなどが、それをもたらします。
じわじわと感じるパサートの良さとは
パサートも8世代に渡って、長距離走行が当たり前の欧州で足を磨き込んで来ていますので、遠くに行くための「疲れない性能」は、もはやお家芸です。
もちろん国産車でも疲れにくいクルマはたくさんありますが、本場欧州のクルマには、その分野で一日の長があります。そんなパサートという相棒に乗って、今まで以上の長距離ドライブに出かけてみてはいかがでしょうか。
高速道路で18km/Lほど走るパサートTDIなら、満タン無給油で900km以上先の「まだ見ぬ先の日本」へ連れて行ってくれるはずです。
パサートは派手な外観も、飛びぬけるような性能もありません。でも、落ち着きのあるデザイン、オールマイティに優れた走りなど、総合的なポイントが高いのです。
所有しているうちに、じわじわと「あ、このクルマ、いいな」って感じていくタイプのクルマで、ずっと味が消えないので、飽きずに乗れると思います。
[筆者:遠藤 イヅル]
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次回は6月9日火曜日の予定です! お楽しみに!
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