スズキ、トヨタ・ダイハツ連合にリベンジ! 新型ソリオ vs ルーミー、買いなのはどっちだ!?(2/2)

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静粛性・走りともにソリオの勝ち!?

新型ソリオが搭載するエンジンは、直列4気筒1.2リッターのノーマルタイプとマイルドハイブリッドの2種類。先代型はストロングハイブリッドもラインアップしていたが、燃費がマイルドハイブリッドとあまり変わらないにもかかわらず価格は高いなど、メリットが乏しかったために今回は廃止。ちなみにこのストロングハイブリッドの販売比率は5〜10%と少なかったという。

販売の主力となるマイルドハイブリッドの動力性能は先代型と同等。1.2リッターエンジンの最高出力は91馬力、最大トルクは12kg-m、モーターの最高出力は3.1馬力になる。

対するルーミーのエンジンは直列3気筒1リッターだから、ノーマルタイプの性能は69馬力・9.4kg-mだ。2WDの車両重量は、新型ソリオが960〜1000kgなのに対して、ルーミーは1080〜1090kgと重い。

従って新型ソリオは動力性能の不足を感じにくく、4000回転を超えると加速感が活発になる。ルーミーは排気量が小さく、ボディは重いため、新型ソリオに比べると幅広い回転域で動力性能が不足するのだ。登坂路ではアクセルペダルを深く踏みやすく、3気筒特有のノイズも気になってしまう。

そこでルーミーは、パワー不足を補うターボを装着したグレードも用意。2500回転以下の駆動力は落ち込むが、3000回転を超えると加速が活発になり、高速道路などを走る時はターボのメリットを実感できる。

乗り心地もソリオに軍配! ルーミーは少し硬めな印象

操舵に対する反応と走行安定性は、両車で性格が異なる印象だ。新型ソリオは操舵に対する反応に鈍さがなく、車両の向きが比較的機敏に変わる。正確性が高いともいえるが、走行状態によっては操舵した後で挙動変化が大きくなり、後輪の接地性が不安定になる場合もある。

ルーミーは操舵に対する反応を鈍めに抑えている。基本的に車両が内側を向きにくく、峠道などでは曲がりにくく感じるが、後輪の接地性は損なわれにくい。全幅の割に背が高い車両では、ルーミーの鈍い設定が一般的で、じつは新型ソリオは少し個性的。乗り心地は両車ともに低速域で硬めに感じるが、新型ソリオは少し柔軟。ルーミーは上下に揺すられる動きが生じやすい。

2WDのWLTCモード燃費は、新型ソリオのノーマルタイプが19km/L、マイルドハイブリッドは19.6km/L。ルーミーはノーマルエンジンが18.4km/Lでターボは16.8km/Lだ。新型ソリオはマイルドハイブリッドでなくても19km/Lだから、燃費、動力性能ともにルーミーよりも優れている。

性能&価格は互角! 安全装備などを考えるとお買い得なのは新型ソリオ

衝突被害軽減ブレーキは、新型ソリオ、ルーミーともに車両や歩行者も検知する。運転支援機能も、全車速追従型クルーズコントロールを採用した。

 価格は新型ソリオマイルドハイブリッド2WD・MXが185万200円、ルーミー2WD・Gは174万3500円だ。価格は新型ソリオが10万円ほど高く、右側スライドドアの電動機能はオプションだ。その代わりサイド&カーテンエアバッグ、アルミホイール、マイルドハイブリッドなどを標準装着した。こういった装備の違いを考慮すると、新型ソリオが少し割安なイメージ。

 

 

以上のように後席の居住性、動力性能、燃費、乗り心地、価格の割安感において、設計の新しい新型ソリオがルーミーに勝っている。ルーミーのメリットは、荷室の使い勝手が優れていることだ。使用目的に応じて選びたい。可能ならば、本記事で記した両車の違いを参考にしながら、改めて2台の試乗をしてみて欲しい。優劣を詳細に確認できるはずだ。

ボディサイズ:全長3790mm×全幅1645mm×全高1745mm/ホイールベース:2480mm/車両重量:1000kg/乗車定員:4名/エンジン種類:マイルドハイブリッド/総排気量:1242cc/最高出力:67ps(91kW)/6000rpm/最大トルク:12kg-m(118Nm)/4400rpm/使用燃料:レギュラーガソリン/駆動方式:FF/モーター最高出力:3.1ps(2.3kW) /1000rpm/モーター最大トルク:5.1kg-m(50Nm)/100rpm/トランスミッション:CVT/タイヤサイズ:/燃料消費率:19.6km/L[WLTCモード燃費]/メーカー希望小売価格:158万1800円〜(消費税込)

【筆者:渡辺 陽一郎】

スズキ/ソリオ
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新車価格:
151.6万円214.8万円
中古価格:
13.4万円248万円
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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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