圧倒的な強さをアピるなら4WDよりも「クロカン四駆」とか「四駆」とか「四輪駆動車」とかにしたくない?
カッコだけのなんちゃってSUVが市場を席巻している今、道なき道を走る“本格四輪駆動車(4WD)”の存在が薄まりつつある。今回は、今だからあえて注目したい“ガチ中のガチ”の国産本格クロカン4WDをご紹介!
そもそもSUVとクロカンって何が違うの?
SUVはセダンやコンパクトカーなどのFFのクルマがベースとなっており、悪路走破性よりもスタイリング重視のモノが多い。
クロカンとSUVの最大の違いはボディ構造だ。SUVはシャーシとボディが一体のモノコックボディなのに対し、クロカン車は頑丈なハシゴ型のフレームにボディを載せているもの。イメージ的には、シャーシの上にボディが被さる“ラジコン”と同じだ。
重量がかさむというデメリットがあるが、ボディの捻れに強く、悪路を走るのにピッタリなのだ。
世界一安い本格クロカン!? スズキ ジムニー
2020年で50周年を迎えるスズキ ジムニーは世界を代表する本格クロカンのひとつ。ボディが小さく、ランクルのような大きなクルマでは走れない細い林道などでも走破できる! そのため一部では地球最強では? という意見もあるほど。148万5000円〜という超安いのも魅力だ。
ジムニーの歴代モデルを振り返る! その50年の歴史はコチラ▼
ランクルは世界でも1番売れているクロカン
日本を代表する本格クロカンといえば、ご存知トヨタ ランドクルーザー。現在、韓国と北朝鮮を除くすべての国で販売されている。1954年のデビュー以来、シリーズ累計販売台数は1000万台を記録する、誰もが認めるキング・オブ・オフローダーだ。
その信頼性は熱く、国境なき医師団や国連などでも使用されている。
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ランクル200の詳しいレポートはコチラ▼
兄貴譲りの実力で人気のランクルプラド
圧倒的な人気を誇っていた三菱 パジェロのライバルとして、1985年に登場したランドクルーザープラド。兄貴分のランドクルーザー譲りの悪路走破性と小ぶりなボディということもあり、今なお幅広い層から人気を博している。
現行モデルでは、路面状況を瞬時に把握しその場に適した走りを実現するマルチテレインセレクトを採用するなど、さすがはランクルファミリーという実力の持ち主。
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