[試乗]スバルの深い愛情で育まれ、より魅力も高まったマイナーチェンジモデル/スバル 新型 フォレスター[D型] 試乗レポート(3/6)

[試乗]スバルの深い愛情で育まれ、より魅力も高まったマイナーチェンジモデル/スバル 新型 フォレスター[D型] 試乗レポート
スバル 新型 フォレスター[D型]「2.0XT EyeSight(アイサイト)」(AWD/ボディカラー:セピアブロンズ・メタリック/新色) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「2.0XT EyeSight(アイサイト)」(AWD/ボディカラー:セピアブロンズ・メタリック/新色) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「X-BREAK(エックス・ブレイク) アドバンスドセイフティパッケージ装着車」(AWD/X-BREAK専用ボディカラー:クオーツブルー・パール) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「2.0XT EyeSight(アイサイト)」(AWD/ボディカラー:セピアブロンズ・メタリック/新色) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「2.0XT EyeSight(アイサイト)」(AWD/ボディカラー:アイスシルバー・メタリック) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「X-BREAK(エックス・ブレイク) アドバンスドセイフティパッケージ装着車」(AWD/X-BREAK専用ボディカラー:クオーツブルー・パール) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「X-BREAK(エックス・ブレイク) アドバンスドセイフティパッケージ装着車」(AWD/X-BREAK専用ボディカラー:クオーツブルー・パール) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「2.0XT EyeSight(アイサイト)」(AWD/ボディカラー:セピアブロンズ・メタリック/新色) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「2.0XT EyeSight(アイサイト)」(AWD/ボディカラー:セピアブロンズ・メタリック/新色) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「2.0XT EyeSight(アイサイト)」(AWD/ボディカラー:セピアブロンズ・メタリック/新色) 試乗レポート スバル 新型 フォレスター[D型]「X-BREAK(エックス・ブレイク) アドバンスドセイフティパッケージ装着車」(AWD/X-BREAK専用ボディカラー:クオーツブルー・パール) 試乗レポート 画像ギャラリーはこちら

ターボモデル「2.0XT EyeSight」は初期モデルに比べ柔軟さを得た

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変更による違いが分かりやすいのは新型フォレスター「2.0XT EyeSight」であった。フルモデルチェンジ当時の2.0XT EyeSightは、乗り心地がきわめて硬く感じられ、開発者も「スポーツ指向を強めた」と語っていたが、その後の改善で足まわりを柔軟な方向に変化させている。

ただしこれに伴って、素早い切り返しなどではボディの上側が若干左右に振られやすくなった傾向もあったが、改善を受けた新型は収まりが良い。もともとフォレスターは220mmの最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)を確保しながら床が低く、水平対向エンジンの搭載と相まって、全高が1700mmを超える割には低重心であった。このメリットが新型では明確に生かされている。

カーブの手前でハンドルを切り込むと、SUVとしては操舵角に比較的忠実に車両の向きが変わる。この時のボディの傾き方はさほど小さくないが、唐突感を抑えたからドライバーは不安を抱きにくい。

高いハンドリング性能を有する「2.0XT EyeSight」

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コーナーに入ると、背が高い割には旋回軌跡を拡大させにくい。装着されていたタイヤは18インチ(225/55R18)のブリヂストン・デューラーH/T。指定空気圧は前輪が230kPa、後輪が220kPaであった。扁平率が低いこともあって旋回時にタイヤが歪みにくく、アクティブ・トルク・ベクタリングの効果もあるため、車両を操舵角に合わせて内側にしっかりと向ける。背の高いSUVでありながら、車両が思いどおりに曲がって違和感が生じにくい。

また走行安定性も良く、カーブを曲がっている最中に危険回避のためにアクセルペダルを戻したり、ブレーキをかける操作を強いられても後輪の接地性が下がりにくい。

テストコースは舗装路面がキレイだから乗り心地は判断しにくいが、18インチタイヤを装着する割には快適だ。性能をバランス良く向上させた。

[ノーマルモデル「X-BREAK」ならではの魅力とは・・・次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

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