高級ミニバン「トヨタ ヴェルファイア」が大胆過ぎるリストラ! 残されたのは“金色の眼”が強烈な個性を放つ特別仕様車だった

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2021年4月28日、ミニバンファンの間に衝撃が走った。人気の高級ミニバン兄弟「アルファード」「ヴェルファイア」の一部改良により、ヴェルファイアは特別仕様車から昇格した1グレードを残し、全グレードを廃止してしまったのだ!

しかし新グレードは、ヴェルファイアの濃いぃキャラクターをさらに強調する個性の強いもので、アルファードでは物足りない方にもぴったりなデザインだった。“金色の眼”が強烈過ぎる、新型ヴェルファイア「ゴールデン アイズ II」を改めてご紹介!

>>高級ミニバン「トヨタ ヴェルファイア」栄光の歴史を写真で振り返ってみる[画像56枚]

目次[開く][閉じる]
  1. アルファードよりもヴェルファイアが売れていた時代も! トヨタ ヴェルファイアの歴史を振り返ってみる
  2. ゴールデン アイズはヴェルファイア定番の特別仕様車だった
  3. さらに強烈なカスタマイズも! 純正エアロ「MODELLISTA エアロキット」にも注目

アルファードよりもヴェルファイアが売れていた時代も! トヨタ ヴェルファイアの歴史を振り返ってみる

まずは、トヨタの高級ミニバン「アルファード」と、その兄弟分「ヴェルファイア」の歴史について触れておこう。

初代アルファードは、日産 エルグランドに対抗すべく2002年に誕生した高級ミニバン。2008年にフルモデルチェンジした際、それまでトヨタの販売チャンネル「トヨタネッツ店」向けに用意されていた「アルファードV」を、別モデル「ヴェルファイア」として独立させた。

上下2分割のヘッドライトデザインは、ライバルの日産 エルグランドを強く意識したもの。全盛期には、アルファード 対 ヴェルファイアは4:6の割合でヴェルファイアのほうが多く売れていた。

しかし2015年に2代目(アルファードは3代目)が登場すると、高級感を増したアルファードが人気を挽回。その後徐々にシェアを拡げ、現在に至っている。

ゴールデン アイズはヴェルファイア定番の特別仕様車だった

2021年4月28日の一部改良で、トヨタ 新型ヴェルファイアに唯一残されたグレードは、もともと特別仕様車だった「GOLDEN EYES II(ゴールデン アイズ ツー)」だ。特別仕様車としては、2020年4月に登場している。

Zグレードをベースに、ゴールド加飾を施したヘッドランプ、漆黒メッキ加飾のフロントグリルやLEDフロントフォグランプモール、バックドアガーニッシュ、リヤランプガーニッシュなどを採用するなど、グレード名の通り「ゴールド」をアクセントにしたゴージャスな仕様となっている。

初代ヴェルファイアでも評判だった特別仕様車「ゴールデン アイズ」

“II”のネーミングからもわかる通り、現行型ヴェルファイアでは、特別仕様車「GOLDEN EYES」が2016年に登場している。

そればかりか、初代でも2012年に「GOLDEN EYES」が登場。評判の高さから翌2013年には「GOLDEN EYES II」が登場するなど、ヴェルファイア定番の特別仕様車となっていた。

さらに強烈なカスタマイズも! 純正エアロ「MODELLISTA エアロキット」にも注目

強烈な印象を残す新型ヴェルファイア「ゴールデン アイズ II」だが、それでもまだ物足りない!という方のために、トヨタ純正ブランド「MODELLISTA(モデリスタ)」から、エアロキットが発売されている。純正カスタマイズパーツだから、新車購入時に車両本体と一式でローンが組めるのも嬉しいところだ。

MODELLISTA エアロキットは2種類を用意。どちらもスモークメッキの加飾がきらびやかで、ゴールデン アイズ IIの個性を引き立ててくれる。

さらにシグネチャーイルミブレードやフロントグリルカバーなどもオプションで用意されているから、好みに応じてどんどん加えて行こう。モデリスタのエアロパーツは、リセールバリューの面でも高評価ポイントとなる。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]

トヨタ/ヴェルファイア
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39.8万円2,017.3万円

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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