セドグロ、シーマ、プレジなど! 日産らしいイケイケVIPセダン3選
- 筆者: MOTA編集部
日本の景気が良かったバブル時代は、自動車業界もイケイケどんどん。また、バブルが弾けたあとしばらくは、それぞれのメーカーらしさが光り、各車種で個性的な世界観を存分に味わえました。今回は、バブル時代に開発が進められ、日産らしいヤンチャさが残るVIPセダンを3車種ご紹介します。
歴代最後のセドリックになった10代目セドリック(Y34)
1999年にフルモデルチェンジをして、10代目となった日産の高級セダン「セドリック」。姉妹車のグロリアよりも、エレガントで落ち着きのあるエクステリアが与えられています。
ラグジュアリー志向のセドリックは、上級車シーマに装備されるような本木目パネルなど、豪華装備を装着したグレードを展開。バブル時代の面影を感じられる日産らしい高級セダンが10代目セドリックです。
ラグジュアリーで速いバブリーなセダン
10代目セドリック(Y34)では、ラグジュアリーで速いバブル時代らしい、ターボエンジン搭載グレードをラインナップしています。
エンジンは、3.0リッター V型6気筒 DOHCターボのVQ30DET型と四輪駆動モデルにのみ組み合わされる2.5リッター 直列6気筒 DOHCターボ RB25DET型の2機。どちら250馬力を超えるパフォーマンスを発揮し、V6ターボエンジンに関しては、自主規制いっぱいの280馬力を発生しています。
日産 10代目セドリック(Y34)の中古車相場
■中古車掲載台数:26台
■中古車相場:37.6万円~84.6万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月15日時点のデータ
どっしりとしたスタイリングと初装備を搭載した3代目シーマ(Y33)
1996年に登場した3代目シーマは、スタイリングを一新。控えめな印象から、どっしりとしたデザインへと変更しました。エンジンは、4.1リッター V8と3.0リッター V6ターボをラインナップし、駆動方式にFRまたは4WDが組み合わせています。
この時のシーマのライバルは、マジェスタとセルシオ。トヨタの最上級モデル セルシオまでライバルにしていることから、装備も充実していました。
日本車初の装備でライバルに対抗
3代目シーマは、日本車として初めてとなる装備を多数装着しています。そのひとつが、現在コンパクトカーにも装着される、SRSサイドエアバッグ。3代目シーマでは、全車に標準装着していました。
また1999年、日本車初のミリ波レーダーセンサーを採用し、自動ブレーキ機能を持つ車間自動制御システムを搭載したグレード「41LV-Z」を追加。技術の日産らしい先進的で挑戦的な一面ですね。
日産 3代目シーマ(Y33)の中古車相場
■中古車掲載台数:66台
■中古車相場:42.8万円~159万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月15日時点のデータ
日産VIPセダンの頂点 3代目プレジデント(JG50)
1990年に登場した日産のフラッグシップセダンが3代目プレジデントです。法人向けのモデルであることから、長いホイールベースとしていることが特徴。1992年に個人用途を意識したショートホイールベースバージョン「プレジデントJS」をデビューさせました。
エンジンは、4.5リッター V型8気筒 DOHC VH45DE型を搭載。このエンジンは、インフィニティ Q45と共通ですが、VIPの送迎に適した特性へと変更されています。
VIPを歓迎する豪華オプション
日産 3代目プレジデントのオプションには、コノリレザー仕様のオプションとペルシャマットのオプションを用意。驚くのはその価格で、コノリレザー仕様オプションが約90万円、ペルシャマットのフロアマットが約30万円と、VIP車にふさわしいプライスが掲げられていました。
日産 3代目プレジデント(JG50)の中古車相場
■中古車掲載台数:19台
■中古車相場:45万円~175万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月15日時点のデータ
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