元整備士イチオシ! パパ・ママ友に100万円以下で“ドヤれる外車”【ダディ×マミー】
- 筆者: 増田 真吾
日本では“高級車”というイメージのある外車ですが、車種によっては国産車よりもお買い得な場合もあります。そんなコスパの良い外車をご紹介する「パパ・ママ友に〜万円以下で“ドヤれる外車”」。
今週は、高級外車の代名詞! スリーポインテッドスターが眩しいメルセデス・ベンツ Eクラス(W212型)をご紹介します。
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今だからこそ感じてほしいミドルアッパークラスセダンの魅力
メルセデス・ベンツ Eクラスは、Dセグメントに分類され、国産車で言えば、トヨタ クラウンや日産 フーガと同クラスです。
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そう、クルマに詳しい方ならお分かりのように、日本で言うところの「3ナンバーのちょっと大きめなセダン」であり、人気のあるジャンルとは言い難い存在…。
しかし、セダンがクルマの基本形と言われてきた時代があったように、その乗り味はとても自然で、ドライバーもゲストも心地よく移動できるジャンルなのです。
ドヤポイント その1:古さを感じさせないデザイン
100万円という予算で探すなら、必然的に2013年までの前期型となります。
前期型の特徴として挙げられるのが、往年のモデルをモチーフにした“ポントンフェンダー”と呼ばれるリアクオーターのプレスラインと、先代の211型から引き継がれた異形4灯のヘッドライト。
どちらも後期型ではその姿を消してしまいますが、古き良き時代の高級感と重厚感を上手に取り入れているポイントです。
Eクラスのデザインは必ず世間の一歩先を行っているため、2013年までの前期型であっても、古さを感じることがありません。
▼2013年のEクラスの解説はコチラ
こだわりを持っていたいパパさんにおすすめ!
W212型の後期型以降、Eクラスのデザインはどんどんと洗練され、より未来的ですっきりしたものへと変化していきます。
もちろん新しいデザインも魅力的ですが、やはり高級車らしい重厚感という意味では、すっきりしすぎていないW212型の前期モデルがおすすめです。
ドヤポイント その2:スリーポインテッドスターボンネットマスコットがある!
古き良き時代の高級車と言えば、ボンネットの先端にそのメーカーを象徴するボンネットマスコットがついていました。
しかし歩行者保護を目的として、今では立体的なボンネットマスコットを採用するメーカーはありません。
その点、2013年までの前期型であれば、どのグレードであっても「これぞメルセデス・ベンツだ!」と主張するスリーポインテッドスターのボンネットマスコットが付きます(後期型はエントリークラスのみ)。
先述したリアクオーターのポントンタイプしかり、スリーポインテッドスターのボンネットマスコットしかり、メルセデス・ベンツが持ついい意味でのアクの強さを残しているのが、W212型Eクラスの前期モデルなのです。
個性を大事にしたいパパさんにおすすめ!
押し出し感で言えば、現行型でも採用されるフロントグリルに、ドドンとあしらわれたスリーポインテッドスターは視覚的効果抜群で、現代の本流と言えるかもしれません。
ですがそんな今だからこそ、立体のボンネットマスコットの存在が際立ち、個性的な魅力を感じることができるのです。
ドヤポイント その3:Cクラスよりも余裕のあるインテリア
いわゆるアッパーサルーンの部類に入るEクラスのインテリアは、BMWやアウディには無いメルセデス・ベンツらしく分かり易い高級感があり、高級車に乗っているという満足感を得られます。
またこの年代のEクラスは、同年代のCクラスとほとんど変わらない価格で販売されている傾向があるのも大きな特徴です。
同じような価格帯であれば、当然サイズの大きいEクラスの方が車内に余裕があり、よりゆったりと乗ることができます。
優雅さを大事にしたいママさんにおすすめ!
Cクラスと比較した車内の広さは、外観の見た目以上に差があり、助手席の居住空間はかなりゆったりしたものとなっています。
さらに、随所に配された間接照明が適度に高級感を演出し、メルセデス・ベンツ特有の良い意味での閉塞感と相まって、助手席に乗る機会が多いママさんにもおすすめです。
メルセデス・ベンツ Eクラスを買うなら注意してほしいポイント
外車を購入する上で、躊躇してしまいがちなポイントとしてあげられるのが、購入後の維持費の高さではないでしょうか。
これは外車全般に言えることでもありますが、特にメルセデス・ベンツは修理や車検にお金がかかるというイメージを持っている方が多いと思います。
確かに、新車購入後初めての車検で30万円を超える車検費用を請求されたというケースを耳にしたことはあります。
しかし修理や車検が高いというのは、多くの場合正規ディーラーで作業した場合が多いのです。
もちろん、正規ディーラーがいわゆるぼったくりをしているというわけではなく、高いには高いなりの理由はあります。また、国産車に比べ、部品代がもともとやや高めというのも事実です。
信頼できる専門ショップや整備工場を見つけよう!
そこで、年式の古いEクラスを購入するのであれば、信頼できる整備工場も一緒に探しておいた方が良いでしょう。
メルセデス・ベンツを得意としている一般の整備工場であれば、純正と同品質のOEM品と呼ばれる部品や、程度の良い中古部品を使用してくれやすく、さらに、工賃もディーラーと比較すれば割安です。
そういった専門ショップや整備工場を見つけておけば、長く安心してW212型のEクラスに乗ることができます。
▼中古車を買うときに見るべき・注意すべきポイントの徹底解説はコチラ
[筆者:増田 真吾]
毎週水曜日はダディ×マミー!
当企画では、「〜万円以下でパパ・ママ友にドヤれる外車」をテーマに、選定した外車(中古車/MOTA調べ)の魅力を「ドヤポイント」と称して、サクッと紹介していきます。
次の更新は4月1日(水)。次回もお楽しみにー!
▼パパ・ママ友に〜万円以下でドヤれる外車シリーズ最新TOP5はコチラ
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