レクサス UX、じゃなくて「ジープ コンパス」|あえて選ぶ外車のススメ Vol.2

画像ギャラリーはこちら

あえて選ぶ外車のススメ。この企画では「国産車、じゃなくて輸入車」をテーマに、様々なカテゴリーの車種を比較検討してみます。第2回のテーマはクロスオーバーSUV。レクサスの「UX」と、SUVの本場アメリカから、老舗ブランドJeep(ジープ)「コンパス」をご紹介。人気のコンパクトSUV選び、アナタは何を重視しますか?

>>Jeep コンパスとレクサス UX、どう違う!? 画像で見比べてみる[フォトギャラリー]

目次[開く][閉じる]
  1. レクサスSUVシリーズの兄貴分とは違う「UX」は明確なコンパクトさと軽快さが魅力
  2. レクサス UX、じゃなくて「ジープ コンパス」という選択肢
  3. FFと4WDモデルでキャラクターも明確に異なるジープ コンパス
  4. レギュラーガソリン指定なのもいい! 先進安全機能などもひと通り備えるコンパス

レクサスSUVシリーズの兄貴分とは違う「UX」は明確なコンパクトさと軽快さが魅力

プレミアムブランド「レクサス」が2018年にデビューさせたコンパクトSUV「UX」。ボディサイズは全長×全幅×全高が4,495×1,840×1,540mm、ホイールベース(前後車軸間の長さ)は2,640mmです。

と数値だけ聞くとわかりづらいですが、トヨタ プリウスが全長×全幅×全高が4,575×1,760×1,470mm、ホイールベース(前後車軸間の長さ)は2,700mと聞くと、なんとなくサイズ感が伝わるでしょうか。

実はこの2台、車台(プラットフォーム)の基礎は共通。ざっくり言うとプリウスの全長をキュッと引き締めつつ、ひとまわり車幅を広げ少し背を高くした、ハッチバックとSUVのクロスオーバー…というワケです。実際にはそんな単純な話ではないのですが。

レクサス/UX
レクサス UXカタログを見る
新車価格:
455.9万円571.7万円
中古価格:
199.9万円606.4万円

ちなみにUXの開発者は、ゆとりの居住性や荷室空間を求めるなら上級モデルにレクサス NXやRXなどがあるので、UXは割り切って使い勝手良いコンパクトさを追求した、と話していました。確かにUXのスポーティなルックスは兄貴分にはない若さや活発さを感じます。

価格は、2リッターガソリン「UX200」(FF)が397万2千222円~482万7千778円。2リッターハイブリッド「UX250h」(FF/4WD)が432万8千704円~544万9千074円(消費税込み、以下同)です。

見た目の印象通り、軽快な走りがレクサス UXの美点。中でもUX200は、余裕あるNAエンジンの更けあがりが気持ち良く特におススメです。

レクサス UX、じゃなくて「ジープ コンパス」という選択肢

ラングラーやグランドチェロキーでお馴染みJeepブランドのプレミアムコンパクトSUV「コンパス」

アメリカンSUVの老舗ブランド“Jeep(ジープ)”と聞いてまず思い出すのは…唯一無二の存在感で人気の「ラングラー」、そしてフルサイズの豪華なSUV「グランドチェロキー」でしょう。

そんな中でジープ コンパスの位置付けはどこにあるのでしょう。2017年秋に現行型コンパスが日本デビューした際、開発デザイナーにお話を聞く機会があったのですが、彼は明確に”グランドチェロキーの小型版”のような車にしたかったとおっしゃってました。

ジープには既にコンパクトSUVとして「レネゲード」があって、サイコロみたいなキューブ型のカワイイスタイルで独自の魅力を放っています。こちらが軍用ジープ「ジープ ウィリス」に端を発するラングラーの弟分なら、コンパスはプレミアムなグランドチェロキーの弟分。非常に明確な戦略です。

FFと4WDモデルでキャラクターも明確に異なるジープ コンパス

ジープ コンパスは現在、FFがSPORT(受注生産/329万円)とLongitude(376万円)の2グレード、4WDがLimited(427万円)の1グレードと、3タイプがカタログに掲載されています。ともに直列4気筒 2.4リッター マルチエア 16バルブエンジン(175ps/229N・m)を搭載し、FFは6速AT、4WDは9速ATと組み合わされます。

FFはカジュアルで軽快、4WDはジープファミリーらしい安定感と、こちらも明確なキャラクター分け。街乗りが中心の使い方ならFF、遠出してアウトドアレジャーを楽しむなら4WDを選ぶのが良いでしょう。

特におススメなのはコンパスの限定車

またFCAジャパンではこれまで、コンパスの限定モデルを何度か登場させています。

2020年2月現在、FCAジャパンの公式サイトには、4WD限定車を掲載しています。オフロード性能を高めたTrailhawk(トレイルホーク・421万3千円・限定152台)と、Limitedをベースにプレミアム度をさらに高めたS-Model(437万円・限定160台)の2モデルです。そのモデルだけの仕様・機能などが備わっていたりして、好みが合えばそちらもおススメ。

特にトレイルホークは、過酷な悪路で一定の性能試験をパスしたモデルのみに与えられるジープ独自の規格「Trail Rated」バッジを備えたコンパスでは唯一のグレードです。

コンパスとは、方位を指し示す”羅針盤”のこと。手元のコンパスを頼りに、道なき道を突き進むJeepらしい“ホンモノ”の四駆が欲しいなら、迷うことなくトレイルホーク一択でしょう。

レギュラーガソリン指定なのもいい! 先進安全機能などもひと通り備えるコンパス

上位モデルで400万円台というジープ コンパス。6エアバッグ、LaneSense(車線逸脱警報プラス)、前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、アダプティブ クルーズ コントロール(STOP&GO機能付)、ParkSense(縦列/並列パークアシスト)など、現代のプレミアムモデルに求められる機能はひと通り揃っています。

あ、そうそう。ジープ コンパスの指定燃料は、輸入車では珍しくレギュラーガソリン。ハイオクとレギュラーの差はお財布にも地味ぃに響いてきますからね。これもアメ車の隠れた美点と言えるかもしれません。

アナタなら…どっちを選ぶ!? は毎週火曜日更新!

「国産車、じゃなくて輸入車」第二弾ははいかがでしたか。次回VOL.3は来週2月18日火曜日に更新予定! こちらもお楽しみにー!

>>毎週火曜日更新「外車のススメ」記事一覧はこちらから

前回の「国産車、じゃなくて輸入車」ヤリスじゃなくてVW ポロ編はこちら!

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]

ジープ コンパス トレイルホーク 4WD 主要スペック比較表

車種名

コンパス

グレード名

トレイルホーク[4WD]

価格(消費税込み)

421万円

全長×全幅×全高

4400mm×1810mm×1665mm

ホイールベース

2635mm

駆動方式

4WD

車両重量

1630kg

乗車定員

5名

エンジン種類

直列 4気筒 SOHC

総排気量

2359cc

エンジン最高出力

129kW(175PS)/6400rpm

エンジン最大トルク

229Nm(23.4kg・m)/3900rpm

トランスミッション

9速AT

使用燃料

レギュラー

燃料消費率(JC08モード燃費)

9.9km/L

燃料消費率(WLTCモード燃費)

--km/L

燃料消費率(WLTC:市街地/郊外/高速道路モード)

--km/L

タイヤサイズ

225/60R17

最後まで読んで頂いた方には超豪華な旅館宿泊のチャンス!

2019年12月17日からMOTAにてリリースされた「ドライブ/宿」企画。

今回は、MOTA厳選宿公開記念として、1組2名さまに抽選で当たる宿泊券プレゼントキャンペーンを実施します。

応募条件は、以下のページからMOTAのメールマガジンに会員登録し、当キャンペーンに応募するだけ。

豪華宿泊券プレゼントキャンペーンのご応募はコチラ

この機会に是非ご応募ください! 中には1泊10万円以上の宿も…!?

どんな宿があるかは、ページ上部右端の「ドライブ/宿」ページで見れるので要チェック!

豪華宿泊券プレゼントキャンペーンのご応募はコチラ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ジープ コンパスの最新自動車ニュース/記事

ジープのカタログ情報 ジープ コンパスのカタログ情報 ジープの中古車検索 ジープ コンパスの中古車検索 ジープの記事一覧 ジープ コンパスの記事一覧 ジープのニュース一覧 ジープ コンパスのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる