購入してすぐに使える!高性能なのに簡単操作のパナソニック「ゴリラ」はこの夏、注目のPNDだ!(3/4)

  • 筆者: 高山 正寛
  • カメラマン:原田 淳・パナソニック オートモーティブ社・オートックワン
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T編集長「安全・安心運転サポート」に納得する-その壱

スムーズな誘導で目的地まで向かう2人だが、昨今話題になっている65歳以上の高齢運転者の交通事故などについてもメディアの編集長としては気になる部分が多いと感じている。T編集長が運転中「あ、これはありがたいね」と言っていたのがゴリラ自慢の「安全・安心運転サポート」である。

T編集長曰く「普段慣れ親しんでいる道でも制限速度や事故多発地点などの情報が積極的に入ってくる。一時停止も意外と見落としがちだから、こうやって警告してくれるのは良いと思うし、初めて走る道だとしたら、その点でもストレスを減らしてくれると思う」とのこと。

T編集長「安全・安心運転サポート」に納得する-その弐

もうひとつT編集長が感心していたのが、同機能に搭載される「逆走検知・警告機能、逆走注意アラーム機能」だ。前述したように高齢運転者(65歳以上)の交通事故、特に高速道路で発生している逆走事故は60%がICやJCTで発生しているという問題に対し、ゴリラが搭載したのがこの機能だ。

実際、逆走をするわけにはいかないのだが、取材中に立ち寄った東名高速道路の海老名サービスエリアの駐車場で、クルマを発車させると、「現在、自動車専用道路を走行しています。逆走にご注意ください」と音声と画面で注意を促してくれた※。

取材の最初でもT編集長が地図の細かさを評価していたのと同時に「このナビは自車位置をしっかり測位するからこういう機能もしっかりと作動するわけだ」と言っていたのが印象的だった。たしかにゴリラにはGPS衛星だけでなく「みちびき」や「グロナス」といった衛星も含めた、3種類合計55基の衛星を受信できる「トリプル衛星受信」機能を搭載している。

また衛星の届きづらいトンネルなどでもしっかりと現在地を測位できる「Gジャイロ」に関しても「首都高速にはトンネル内に分岐がある場所が数カ所あるけど、ここでもしっかり自車位置を捉えていたのは見事、この部分はスマホナビだと難しいんですよね~」としみじみと語るT編集長であった。

※逆走を検知・警告出来る道路・状況は限られます

>>まとめ-コンパクトなボディに高性能をギュッと凝縮[次ページへ]

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高山 正寛
筆者高山 正寛

1959年生まれ。自動車専門誌で20年以上、新車担当デスクおよびカーAV記事を担当。途中5年間エンターテインメント部門で書籍編集長を歴任後1999年フリーへ転身。フリーランスとして年間ほぼすべての国内における新型車への試乗および新車インプレッションを行う。またITS EVANGELIS(カーナビ伝道師)としてカーナビを含めたITS関係、カーエレクトロニクスから先進技術、また通信関連、PCや携帯電話などの執筆も行う。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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