見て楽しい、参加し易い、F1の登竜門「FIA-F4」はモータースポーツの基本が満載!(1/3)

見て楽しい、参加し易い、F1の登竜門「FIA-F4」はモータースポーツの基本が満載!
フランプールもスポンサー。 バトルから目が離せない。 9台抜きの篠原拓朗くん FIA-F4 FIA-F4 FIA-F4 FIA-F4 FIA-F4 FIA-F4 セナくん 元F3000ドライバー影山正彦監督以下、このくらいの人数でOK。 画像ギャラリーはこちら

昨年から日本で始まったばかりの「FIA-F4」

FIA-F4FIA-F4

F1GPは、2016年シーズンの幕を開けて1カ月、今週末には第3戦中国GPが控えている。開幕から2戦を王者メルセデスが連勝しているが、内容を吟味すると、力を付けたフェラーリが背後に迫り、去年のようなメルセデス安泰ムードとは違う展開になっている。

マクラーレン・ホンダも同じだ。ホンダF1レーシング代表者のコメントが的確になったのに比例するように、地に足がついた活動がわずかずつだができ始めた。

過大な期待は『糠喜びは後で悲しい』、ということになるので、“ほどほどに”とお断りした上で、今後のマクラーレン・ホンダはほのかな期待がもてている。

さて、モーターレーシングの面白さは、『不確定要素』である。どうなるかわからないから面白い。

これはスポーツ全般にいえることだが、特に自動車という複雑な媒体を使って争われるモーターレーシングは、その不確定要素の度合いが強くなる。さらに高速で移動する物体は、レールの上を走っているのではない限り、進路が交差して接触が起きることもある。

特に、F1を頂点とするフォーミュラカーは、タイヤがボディの外に飛び出しているから、接触は危険な事態を招く。回転するタイヤ同士が接触すると、ゴムとゴムがかみ合ってカタパルトにはじかれたように後方の車両が飛び上がる。

自動車は地面を走ることになっていて、飛行機ではないから空中ではさすがのF1ドライバーもコントロールできなくなってクラッシュする、という運命。

開幕戦でマクラーレン・ホンダのアロンソが前車に追突した。F1マシンの安全規定のおかげでアロンソは大きな怪我をしなくて済んだ。フォーミュラカーは、一触即発。接触しないように、細心の注意を払いながら走ることがドライバーには要求される。

さて、前置きが長くなったが、自動車レースの面白さは、接触のリスクをギリギリで回避しながら闘いを進めるところにあるということだ。その、モーターレーシングの基本が満載されているレースが、去年から日本で始まった「FIA-F4シリーズ」である。

FIA-F4は、F1の登竜門だ。F1の“1”は、一番エライという意味。その下にF2、F3、そしてF4がある。F2は、ヨーロッパではGP2、日本ではスーパーフォーミュラと呼ばれるようになっているが、ともあれF4は、かなり初級のレースだ。

自動車レースのカテゴリーは、F1を頂点としてピラミッドの形をしていると思えばいい。F1がてっぺんにあって、その下にF2(GP2/スーパーフォーミュラ)、F3、F4が存在し、さらにそれをFJ(フォーミュラ・ジュニア)が支え、最も底辺がカートレースという成り立ちだ。

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山口 正己
筆者山口 正己

F1情報サイト[STINGER]http://www.f1-stinger.com/ 編集長 世界初のF1速報誌『GPX』創刊編集長記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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