【スクープ!】ホンダ オデッセイがイメージ一新のフルモデルチェンジ! ~両側スライドドアと超低床フロアでライバルに再び挑む!~
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ウワサのオデッセイ・エリシオン後継モデルがいよいよデビューか
かねてよりウワサが聞かれていた「ホンダ オデッセイ」のフルモデルチェンジが、いよいよ近付いてきたようだ。オートックワン編集部では、5代目となる新型オデッセイの情報を独占入手! 2013年11月にもデビューがウワサされる話題の新型ミニバンについて、ひと足お先に紹介しよう。
ボディサイズで判る、新型オデッセイの狙いどころ
写真を見て「アッ!」と声をあげた方も多いだろう。そう、新型オデッセイは、従来モデルからガラッとイメージを一新した。国内向けオデッセイでは初採用となる両側スライドドアと、見た目にも大柄になったボディが目をひく。
新型オデッセイのボディサイズは、全長x全幅x全高が4830x1800x1695mm(アブソルートは4830x1820x1685mm)。先代の4代目オデッセイが4800x1800x1545mmだから、イメージの大きな変化の割には、ほぼ車高だけが上がったということが数値から見えてくる。「いや、これはむしろエリシオンの後継では?」と思った方も多いはず。と、エリシオン プレステージのボディサイズを見てみると、全長x全幅x全高が4920x1845x1790mmと、実は新型オデッセイよりひと周りずつ大きい。
それでは、とライバルモデルを調べてみると、トヨタのエスティマ アエラスが4815x1820x1745mmと、かなり近い数値だ。どうやらターゲットはココらしい。
後席の床の低さとゆとりの室内空間に注目!
新型オデッセイの特長は、両側スライドドアと背の高くなったボディ。いや、それだけでは済まないのがホンダイズムだ。ライバルエスティマの室内高は1255mm。それに対して新型オデッセイは1325mmを確保している。そう、ホンダお得意の低床マジックがここで生きてくるのだ。むしろ室内高で言うなら、トヨタ アルファード/ヴェルファイアの1400mmにも迫るほど。かなり広々した室内であることが浮かび上がってくる。上のスライドドアを開けたサイドからの画像を見ても一目瞭然。後席の床の低さが写真からも良く判る。
またライバル車に対抗すべく、セカンドシートを2人掛けとしたキャプテンシートの上級仕様も用意されるようだ。背もたれの傾斜と座面角が連動し、まるでゆりかごのように乗員を包んでくれるのだというから凄い。しかも背もたれの中折れ機能やオットマン機能もあり、リラックスした姿勢でくつろぐことが出来そうだ。
14.0km/Lの低燃費を誇るアブソルートには何か秘策が
搭載されるのは直4 2.4リッターエンジンで、CVTと組み合わされるのも先代と同様だ。そこで、イマドキのクルマなら気になる燃費だが、「アブソルート」グレードで14.0km/Lと、かなり優秀だ。他グレードでは13.8km/L~12.4km/L(FFモデル)と、むしろ数値が落ちる点が興味深い。アブソルートには何か燃費向上のための秘策が隠されているようだ。
なお、ライバル車には設定があるハイブリッドモデルは、現時点では用意されていない模様。新型アコード ハイブリッドで驚異の30.0km/Lをマークしたホンダだから、ここはぜひ「オデッセイ ハイブリッド」の追加投入にも期待したい。
このほか、フィットなどにも採用された低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能「シティブレーキアクティブシステム」や、車両後方の死角を検知する「ブラインドスポットインフォメーション」といった安全・運転支援装備の数々も設定される。
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