日産 スカイライン 3.7Lエンジン-7速AT 試乗レポート(3/4)

日産 スカイライン 3.7Lエンジン-7速AT 試乗レポート
フロントスタイリング リアスタイリング サイドビュー フロントビュー リアビュー V型6気筒DOHCエンジン インパネ フロントシート リアシート メーター シフト 画像ギャラリーはこちら

走りは欧州仕込みのフットワーク

タイヤ&アルミホイール

フットワークも大きく洗練された。

従来は北米仕様と共通だったところ、新型では欧州仕様と同じになった。具体的には、従来に比べダンパーの減衰力の絶対量を同等としながら、伸び縮みのバランスを最適化し、不整路で突き上げ感を伴いやすい縮み側の減衰力を抑え気味にしたとのこと。これにより乗り心地の快適性を確保しつつ、振動を瞬時で収束させ、微振動を残さないという、ダンピングの利いた、引き締まった乗り味となった。

また、これまではアンチロールを意識しすぎたきらいもあったが、ロール感がリニアになり、ロードホールディング性も向上した。聞けば、欧州をかなり走り込んでチューニングしたらしく、その成果が如実に現れている。

4WAS(4輪アクティブステア)についても、セダンの初期モデルでは動きが早すぎる印象を持っていたが、適度に緩やかになり、ちょうどよくなった。4WASは低~中速走行では切り始めに後輪の逆相制御を行なうが、高速コーナリングも含め全体的に制御が洗練され、リニアリティが増した。従来の味付けはとかく「過剰演出」と揶揄されたものだが、これなら別のクルマを複数所有するユーザーでも戸惑うことはないだろう。

ステアリングの操舵力はやや重めで、個人的には好みだが、女性ではちょっと重いと感じる人もいるかもしれない。

センターコンソールグローブボックストランクルームフロントマスクサイドマスク

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岡本 幸一郎
筆者岡本 幸一郎

ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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