今じゃ走り屋御用達のS13シルビア、実は女子ウケする“デートカー”だったって知ってた!?【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
1988年に登場したバブル期のデートカーといえば、S13 シルビア。歴代日産 シルビアの中でも最も販売台数が多く、若者を中心に好調な売れ行きをみせ、また、時間が経過しても、チューニングベースとして現在でもその人気は衰えていない。
多くの若者の愛を育んだデートカー S13 シルビア
1988年に登場した通称“S13”と呼ばれるのは、1965年に登場した初代から数えて5代目に当たる。落ち着きのある伸びやかなサイドシルエット、横方向への伸びと重心の低さを感じさせるフロントとリアまわりのデザイン。そして、角のとれた造形で暖かみを感じられるインテリアなど、ドライブに最適でお洒落なデートカーとして、ライバルのホンダ プレリュードを上回る人気となった。
当時のキャッチコピーは「ART FORCE SILVIA(アート フォース シルビア)」。複雑な面と曲線の構成でデザインされたインテリアや、ややオーバースペック気味とも取れるリアのマルチリンク式サスペンションなど、バブル末期らしい贅沢な作りなのも大きな特徴だ。
時を越えて人気なシルビア
かつてはお洒落なデートカーとして一大ブームとなったS13 シルビアだが、時間が経過した現在は、走り好きのカスタムベースとして人気が再燃。「FR」、「MT」、「ターボ」の三拍子が揃っているS13 シルビアは、ドリフト走行に最適なモデルとして今でも高値で取引されることが多い。
販売当時と現在では目的が異なるものの、人気を博しているS13 シルビアは、日本の自動車史に残る名車であることは間違いないだろう。
スペックや価格
■全長×全幅×全高:4,470mm×1,690mm×1,290mm
■基本グレード:「J's」、「Q's」、「K's(ターボ)」
■トランスミッション:5速MT/4速AT
■エンジン
・直列4気筒 1800cc(CA18DE)135馬力
・直列4気筒 1800cc ターボ(CA18DET)175馬力
・直列4気筒 2000cc(SR20DE)140馬力
・直列4気筒 2000cc ターボ(SR20DET)205馬力
■新車価格(当時)
・「J's」5速MT仕様 147万円
・「Q's」5速MT仕様 156万円
・「K's(ターボ)」5速MT仕様 189万円
※1988年モデルのデータ
自動車史に残る名車を振り返る【MOTA写真館】
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