GT-R 2017年モデルはやっぱ「凄い!楽しい!お買い得!」(1点を除いて)/日産 新型 GT-R 公道試乗レポート(1/4)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:和田清志
GT-R 2017年モデルはやっぱ「凄い!楽しい!お買い得!」(1点を除いて)
すでに先行試乗会なども行われていた「日産 GT-R」の2017年モデルをやっと試すことが出来た。
結論から書くと「やっぱりGT-Rって凄い! しかも楽しい! 内容を考えれば素晴らしくお買い得である。そして、今まで乗る度に不満を感じていたことの原因がやっと解った。この点さえ気にならなければどうぞ!」
・・・になります。
R35型「GT-R」、約9年間の変遷について改めて振り返る
2017年モデルの内容についてはオートックワンで何度か紹介しているが、とりあえずウンチク&今までの流れから入らなくてはならないクルマだと思う。
御存知の通り、開発責任者・水野和敏さん時代のGT-R(2007年~2012年)は、基本的にワンスペックを貫く。
すなわち「ニュルブルクリンクでタイムアタックするスペックのまま、街乗りもしてください」ということ。
これ、基本的に難しいと私は思う。サーキットで速いクルマと、一般道で楽しいクルマは全然違うからだ。
実際、ポルシェだってレース仕様とストリートバージョンをハッキリ分けている。どうやら水野さんも、GT-Rの開発をすすめていくにあたり「これ以上サーキットを速く走ろうとすれば、街乗りで厳しくなるかもしれない」と考えていたようだ。
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