日産 デイズルークス・三菱 eKスペース 新型車解説/渡辺陽一郎(1/3)

  • 筆者: 渡辺 陽一郎
  • カメラマン:日産自動車株式会社/三菱自動車株式会社
日産 デイズルークス・三菱 eKスペース 新型車解説/渡辺陽一郎
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昨年話題となった日産と三菱の共同開発モデル第二弾がいよいよ登場!

日本には乗用車を製造する9つのメーカーがあり、様々なクルマを手掛けている。

その中で、海外の人達を最も驚かせるのが「軽自動車」だろう。

日産 GT-Rのようなスーパースポーツカー、レクサス LSのようなラグジュアリーセダンは海外メーカーも手掛けるが、軽自動車のように小さくて高機能なクルマは海外に存在しないからだ。そこを考えれば、軽自動車が新車として販売されるクルマの40%に達したことも、納得できると思う。

日産「デイズルークス」日産「デイズルークス」

運転がしやすく、居住性も優れ、さらに荷物も積みやすい。

こういった機能が軽自動車の魅力だが、難しい商品開発と製造を達成した「モノ造りの凄さ」も、ユーザーを強く引きつけるのではないか。実用的なクルマなのに、理屈では語りつくせないところがある。

軽自動車の好調な販売を支えるのは、全体の70%以上を占める背の高い車種だ。これも全高が1,600~1,700mmのハイルーフモデルと、1,700~1,800mmのエクストラハイルーフモデルに大別される。以前はハイルーフモデルの人気が高かったが、最近はエクストラハイルーフにシフトしてきた。

その代表は、ダイハツ タント/ホンダ N BOX/スズキ スペーシア。いずれもミニバンのようなスライドドアを装着している。そして2014年2月13日、エクストラハイルーフモデルに新しい仲間が加わった。「日産 デイズルークス」と「三菱 eKスペース」だ。

背の高いボディにスライドドアを装着し、売れ筋路線に焦点を絞った。

「デイズルークス」「eKスペース」共に基本部分は共通

デイズルークス&eKスペースの開発手法は、昨年発売された「デイズ」「eKワゴン」と基本的に同じ。日産と三菱が共同で開発を行っており、両車は互いに基本部分を共通化した姉妹車同士である。

日産「デイズルークス」

まず、デイズルークス&eKスペースのボディサイズは、全長が3,395mmで全幅は1,475mm。この数値はすべての軽自動車に共通している、規格枠いっぱいの寸法だ。

全高は1,775mm。エクストラハイルーフモデルの中でもデイズルークス&eKスペースは特に背が高く、タントを25mm上まわり、N BOXよりわずか5mmだけ低い。

ウィンドウの角度は立てられ、フロント側については大きく前進させてボンネットは短く抑えられた。軽自動車の中でも室内空間の広いモデルになっている。

日産「デイズルークス」X(2WD)日産「デイズルークス Rider(ライダー)」三菱「ekスペース」三菱「ekスペースカスタム」

ボディ形状のバリエーションとしては、デイズルークスには「標準ボディ」とエアロパーツを備えた「ハイウェイスター」を設定。eKスペースも同様に、「標準ボディ」と「カスタム」をそろえた。

「日産 デイズルークス ハイウェイスター」や「三菱 eKスペースカスタム」のフロントマスクには、メッキグリルが装着されて存在感が強められている。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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