トヨタ、LAオートショーにテスラと共同開発の「RAV4 EV」を出展
トヨタは、11月17日(水)から28日(日)まで米国ロサンゼルスで開催される2010年LAオートショーに、テスラモーターズ(以下、テスラ)と共同開発を進めている電気自動車のコンセプトモデル「RAV4 EV」を出展する。
「RAV4 EV」は、ユーティリティ性の高いRAV4のボディをベースに、テスラのEVシステムを搭載したコンセプトモデルで、2012年の米国での市販化を目指している。
テスラとトヨタは本年5月、電気自動車とその部品の開発、生産システム、及び生産技術に関する業務提携を行うことで基本合意。
トヨタはベンチャー企業であるテスラから、電気自動車の技術やチャレンジ精神、意思決定のスピード、柔軟性を学ぶことを狙いとしている。またテスラはトヨタのもつ車両の開発・生産に関するノウハウを学ぶことを狙いとしている。
トヨタでは、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売し、これまでの累計販売台数は200万台を突破。また、1996年にニッケル水素電池を市販車として世界で初めて搭載した「RAV4 EV」(初代)を発売し、2003年までに約1,900台を販売。
トヨタでは電気をはじめとした代替エネルギーの利用促進により、石油消費の抑制、CO2排出量の削減に取り組んでいる。
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