活動開始から通算1,000台目となるお車の寄付を受け取りました


東日本大震災の支援を機にはじまった「寄付車」を使った助け合いの活動が広がり続けています

一般社団法人日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市、代表理事:吉澤武彦 以下、「協会」)は2023年10月13日、石巻信用金庫から計3台の車両の寄付を受け取りました。今回受け取った車両が、協会が活動開始以来集めてきた車の寄付、通算1,000台目の車両となります。また、信用金庫業界からの車両の寄付は、今回が初めての事例です。
協会が受け取った車両は災害で車を失った方や、地域コミュニティ、生活困窮者、NPOなど車を必要としている様々な方とシェアし、寄付車を活用した助け合いの仕組みづくりを推進しています。協会では、活用できる状態の車の寄付のみならず、動かせない状態の車の寄付も受け付けており、「車の寄付」という選択肢を世の中に根付かせるためにこれからも取り組みを進めてまいります。


2023年10月13日、日本カーシェアリング協会は石巻信用金庫から3台の軽自動車を寄贈いただきました。今回の寄付により、活動開始以来、協会にいただいた車の寄付が通算1,000台に到達しました。(この3台が協会にとって998、999、1,000台目の寄付です。)




今回の寄付はオートリース会社を除いた、金融機関からの初めての車両の寄付です。この寄付をきっかけに、金融機関にも車の寄付が定着し、それにより社会課題の解決がより力強く促進していくような動きを作っていけたらと考えています。
 

石巻信用金庫 阿部伸一 常勤理事 コメント
“日本カーシェアリング協会と信用金庫の理念には通ずるところがあり、活動に賛同しこれまで支援をしてきました。今回の車の寄付が1,000台目の節目の寄付ということで、縁を感じずにはいられません。 当金庫は、東日本大震災において、全国から多大なるご支援を頂き、大変お世話になりました。この(3台)車を、被災地で困っている方の役に立ててもらえたら有難いです。 また、同じ理念を持つ信用金庫は全国に展開しているので、こうした取組を業界のネットワークを通じて伝え、各地の信用金庫に広げていけたらと思っています。”


1,000台到達にあたり、日本カーシェアリング協会 吉澤武彦 代表理事のコメント
“1,000台。私たちがお預かりした車1台1台に物語と想いが詰まっています。
そして、車たちは各地で活躍し、新たな物語と笑顔を生み続けています。
そのことに想いを馳せると、胸が熱くなり感謝の気持ちでいっぱいになります。
車と寄付という行為が組み合わさることで生まれる奇跡を誰よりも目の当たりにしてきた者として、
しっかりこの可能性を広げていきたいと思います。”


日本カーシェアリング協会のお車の寄付について


 協会では全国から自動車の寄付を募集しています。2パターンの車の寄付を受け付けています。
実際に支援で活用するための「活用寄付」と、活用が難しい車をリサイクルして支援活動の財源とする「リサイクル寄付」で、どのような状態の車であっても車の寄付を受け付けられる体制となっています。
 これまでの車の寄付のきっかけは、車の買い替え、免許返納、引越し、車の処分に困っていた、など様々です。ただ、寄付いただいた方に共通しているのは「大事にしている車なので誰かの役に立ってもらえたら」という思いです。私たちは、車がなくて困っている方へ寄付車をシェアすることを通じて、車の提供者様への恩返しをしていけたらと考えています。
寄付に関するページはこちら → https://www.japan-csa.org/benefaction/car.php



動かない車の寄付も社会貢献になる!リサイクル寄付
 協会が受け付ける車の寄付のお問い合わせの中には、活用が難しい状態の車両もあります。そういった車であっても社会をより良くするために寄付ができる「車のリサイクル寄付」という仕組みがあります。リサイクル寄付は、車検が切れている車や事故車、故障車、ないしは協会での活用が難しいと判断した車を提携の自動車リサイクル業者が引取、環境に優しくリサイクル処理していきます。自動車リサイクル業者が算定した車に含まれる素材や部品の価値(値段)が協会に寄付され、協会の活動を支える活動財源として活用されます。



(参考)車の寄付のデータ



1.年毎の車両寄付台数推移


自然災害の対応場所が多い年は比例して、車の寄付の台数が多い結果となりました。(2019年,2022年,2023年)


2.協会への寄付に関する統計



・軽自動車と普通車の割合では、軽自動車が74.5%と全体の約3/4が軽自動車というデータでした。(円グラフ左)
・個人/法人の車両提供者の実人数は、個人が428人、法人が173社となり提供者の人数は個人の方が多い結果が明らかになりました。(円グラフ中央)
・一方で提供車両の個人/法人別台数は個人が479台、法人が521台でした。(円グラフ右)
法人の場合、1法人で複数台車両を寄付することがあるためです。そのため、車両提供者の人数と、寄付車の台数では個人と法人が逆転する結果となりました。
今後も個人、法人から幅広く車の寄付が集まるように、協会では働きかけを進めてまいります。

3.これまで寄付いただいた方の声
”古い車ですが、最後にもうひと働きする場を与えられ、とても嬉しいです。体も思うように動かなくなって、この車の寄付が、私の最後のボランティアだったと思っています。感謝状を眺めながら、みなさまのお仕事を応援しています。豊橋の水害の折には遠くまで来てくださりありがとうございました。”(70代 女性 寄付のきっかけは免許返納)

”車の売却に関しては、高齢の車所有者の場合、手続きが大変で合ったり、今回の東方のように免許を返納してしまい、車の移動が出来なく困っていた所、本当に助かりました。又、私たちの車がどこかで誰かのためになっているのかなと思うと、微力ながら社会に貢献できたのかなと思い、こちらが嬉しい気持ちになりました。ボランティアや社会貢献はしきいが高く、なかなか一歩踏み出せなかったですが、今回の事で少し気持ちが前に向いたかなと思います。” (70代 男性 寄付のきっかけは免許返納)



 (30代 女性 寄付のきっかけは車の買い替え)



日本カーシェアリング協会について


 2011年4月、東日本大震災後の宮城県石巻市で設立された非営利団体。自動車の寄付を募り、仮設住宅の住民で車を共同利用するカーシェアリングを開始。今までに延べ1,000台超の車の寄付が集まっており、その車を活用した被災地での無償貸出支援の他、コミュニティ・カーシェアリングの普及促進や災害時の生活困窮者やNPOへの車の貸出支援などを行っている。現在、2023年に発生した豪雨災害の支援活動を愛知、福岡、秋田、福島、千葉など全国各地で実施中。(地名は災害発生順)

団体名:一般社団法人日本カーシェアリング協会
代表者:代表理事 吉澤武彦
本部住所:宮城県石巻市駅前北通り1丁目5‐23
電話:0225-22-1453 メール:info@japan-csa.org FAX:0225-24-8601
九州支部:佐賀県武雄市東川登町大字永野6766-1
栃木支部:栃木県栃木市吹上町1300-3 2F
静岡支部:静岡県富士市岩淵751-1
設立:2011年4月 (法人化は2011年7月)
HP:https://www.japan-csa.org/


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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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