【台湾情報】~エネルギー自給率わずか2%~「台湾の電力料金と産業用電力の使用実態」<ワイズ機械業界ジャーナル2023年8月第5週号発行>


~台湾電子・半導体・ロボット・自動車・エネルギー業界の最新動向を分析する~

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2023年8月第5週号を発行しました。今週号では半導体業界、電子業界、自動車部品メーカー、エネルギー業界の動向を紹介します。




<最新刊目次>
2023年上半期台湾電子・半導体生産用機械設備製造業の主要メーカーの動向と今後の展望

台湾の産業用ロボット市場概況と主要メーカー・輸出シェア

北米向け自動車ブレーキ大手永新、BYDサプライチェーン入り

エネルギー自給率2%だが世界で4番目に安い台湾の電力料金「台湾の電力料金と産業用電力の使用実態」



~エネルギー自給率2%だが世界で4番目に安い台湾の電力料金~
「台湾の電力料金と産業用電力の使用実態」

 台湾では2023年4月、電力料金が2年連続で引き上げられ、産業用大口使用者の電力料金は値上げ幅が累計30%を上回った。一方、エネルギー政策の転換が進められる台湾では今後2年に発電所の退役ピークを迎える。電力料金の上昇と電力不足の懸念という課題に直面している企業は、省エネや自家発電、エネルギー貯蔵などの対策を余儀なくされている。
 台湾は石炭、石油、天然ガスの全てを輸入に依存しており、21年のエネルギー輸入率は97.7%に上った。しかし、台湾では長年、電力料金が抑えられていたため、企業が省エネに取り組むインセンティブが弱く、台湾の電力使用量は年々増加し、産業用電力の使用量が過半を占めている。本記事では5つの図表を基に、台湾の電力料金の低さと産業用電力の使用実態を紹介する。

台湾産業用の電力料金は1キロワット時(kWh)当たり2.58台湾元で、 世界4番目に安いことに、産業用電力の使用量全体の6割程度を占める。




営業支出に占める電力料金の割合は、台湾の全産業平均で2.98%。支出割合上位3産業は▽セメント、ガラスなどの非金属鉱物製品業、▽紡織業、▽プラスチック製品業。このうち、セメント、ガラスなどの非金属鉱物製品業の営業支出に占める電力料金の割合は4%に近い。




台湾の部門別電力消費量は産業用が約60%を占める。産業用のうち、電力消費量が多い上位3業種は▽電子、▽化学材料、▽金属だ。



工場の電力消費の内訳は、動力設備が55.2%、次いで空調が13.3%、エアコンプレッサーが10.2%だ。




公共電力料金は17年の1キロワット時(kWh)当たり平均2.55台湾元から23年に1キロワット時当たり平均3.12元に上昇した。23年の数字は経済部の電価費率審議会が決定した4~9月の平均料金。




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監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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