23年4月、自動運転レベル4の公道走行解禁 『自動運転に関する意識調査』を実施 ドライバーの約半数が、自動運転技術を理由に「車の買い替え」を検討


~「交通事故の削減」「渋滞の解消・緩和」「あおり運転の軽減」など、45.7%が「自動運転の実現」に期待~

 チューリッヒ保険会社(東京都中野区、日本における代表者および最高経営責任者:西浦 正親)は、2023年4月に施行される、特定の条件下でシステムが運転を行う自動運転レベル4の運行許可制度を盛り込んだ改正道路交通法を受け、「自動運転」に関する意識調査を実施しました。
この法改正に伴い日常的に運転する方はどう考えているのか、期待していることや買い替え予定などについて、自動車保険に加入しており、週に5日以上運転する人1,100名に調査しました。


■調査サマリー



■調査概要
調査概要:自動運転に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社IDEATECH
調査期間:2023年2月7日~同年2月16日
有効回答:自動車保険に加入しており、週に5日以上運転する人1,100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「チューリッヒ保険会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL: https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/survey230412/

■自動運転の運行許可制度を盛り込んだ「改正道路交通法」が2023年4月に施行予定、知っているドライバーはわずか24.1%
Q1.特定の条件下で運転を完全に自動化する自動運転の「レベル4」の運行許可制度を盛り込んだ改正道路交通法が、2023年4月に施行される予定であることを知っていますか。」(n=1100)と質問したところ、 「内容を詳しく説明できる」が5.7%、「内容をある程度知っている」が18.4%という回答となりました。



■完全な自動運転が実現することに関して、約半数が期待
「Q2.走行ルートなど特定条件下で完全な自動運転が実現することに関して、あなたの感情に最も近いものを以下の選択肢からお選びください。」(n=1100)と質問したところ、 「非常に期待している」が16.0%、「やや期待している」が29.7%という回答となりました。




■自動運転に期待すること、第1位「交通事故の削減」、第2位「渋滞の解消・緩和」
Q2で「非常に期待している」「やや期待している」と回答した方に、 「Q3.走行ルートなど特定条件下で完全な自動運転が実現することに関して、あなたが期待していることを教えてください。(複数回答)」(n=503)と質問したところ、 「交通事故の削減」が75.7%、「渋滞の解消・緩和」が59.4%、「高齢者などの移動支援」が57.3%という回答となりました。



■他にも「環境負荷が減ること」や「あおり運転など悪質な運転がなくなる」などに期待の声も
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、 「Q4.Q3で回答した以外に、走行ルートなど特定条件下で完全な自動運転が実現することに関して、あなたが期待していることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=494)と質問したところ、 「環境負荷が減ること」や「あおり運転など悪質な運転がなくなる」など321の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・47歳:環境負荷が減ること。
・57歳:あおり運転など悪質な運転がなくなる。
・35歳:ドライバーの負担軽減。
・49歳:ナビを使わなくても最短ルートで行ける。
・60歳:安全性の向上。
・57歳:移動時間の有効活用。
・55歳:タクシーなどの乗車で運転手の技術が一律になり、安心して乗車できる。
・40歳:体が不自由な方が移動できるという事。

■自動運転への不安、第1位は「システムの誤作動やエラー」
Q2で「やや不安に感じる」「非常に不安に感じる」と回答した方に、 「Q5.走行ルートなど特定条件下で完全な自動運転が実現することに関して、あなたが不安に感じていることを教えてください。(複数回答)」(n=415)と質問したところ、 「システムの誤作動やエラー」が80.0%、「事故が起きた際の責任の所在」が64.3%、「ドライバーの規範意識や知識の低下」が43.4%という回答となりました。



■他にも「路面状況に応じた運転ができるか不安」や「全ての車が自動運転に切り替わらない限り安心できない」などの声も
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、 「Q6.Q5で回答した以外に、走行ルートなど特定条件下で完全な自動運転が実現することに関して、あなたが不安に感じていることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=408)と質問したところ、 「路面状況に応じた運転ができるか不安」や「全ての車が自動運転に切り替わらない限り安心できない」などの回答がありました。

<自由回答・一部抜粋>
・48歳:路面状況に応じた運転ができるか不安。
・35歳:対応していない車が大半なので、全ての車が自動運転に切り替わらない限り安心できない。
・55歳:急な飛び出しなどに対応できるか不安。
・47歳:割り込みや急な車線変更などへの対応力。
・39歳:運転手の職が減る。
・34歳:ルールを守らない人がいるだろうし、完全に安全とは言い切れない。

■約半数が自動運転の車に買い替えを検討
Q7.あなたは今後、自動運転の車に買い換えたいと思いますか。」(n=1100)と質問したところ、 「非常にそう思う」が18.0%、「ややそう思う」が29.1%という回答となりました。



■買い換えたい理由、「運転負担が減少するため」が59.2%で最多、次いで「運転の快適性が向上するため」が52.6%
Q7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、 「Q8.今後、自動運転の車に買い換えたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=517)と質問したところ、 「運転負担が減少するため」が59.2%、「運転の快適性が向上するため」が52.6%、「移動時間を有効活用できるため」が47.0%という回答となりました。



■一方で自動運転の車に買い換えたくない理由は、約6割が「システムに任せるのが不安に感じるため」と回答
Q7で「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答した方に、 「Q9.自動運転の車に買い換えたくないと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=489)と質問したところ、 「システムに任せるのが不安に感じるため」が59.5%、「価格が高いため」が51.7%、「システムの誤作動が起きる可能性があるため」が48.9%という回答となりました。




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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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