トヨタ ランドクルーザーシリーズの累計販売台数が1000万台を突破
ランドクルーザーシリーズのグローバル累計販売台数が1000万台突破
トヨタは、ランドクルーザーシリーズのグローバル累計販売台数が2019年8月末までに1001.5万台(トヨタ調べ)となり、1000万台を越えたと発表した。
これは1951年8月1日トヨタジープBJ型の発売以降68年間で達成したもので、ランドクルーザーはトヨタで最も長い歴史を持つロングセラーカーでもある。
ランドクルーザーの歴史
ランドクルーザーは、初代発売から4年後の1955年11月に投入した20系で本格的な輸出を開始。以降もランドクルーザーの開発思想である「信頼性、耐久性、悪路走破性」を犠牲にせずユーザーのニーズに応えるクルマづくりを一貫して続けることにより、世界のユーザーから多くの支持を受けて当初年間100台にも満たなかった輸出台数は、10年後の1965年には1万台を越えるようになった。現在では約170の国と地域で販売しており、年間グローバル販売台数は約40万台にのぼる。
ランドクルーザーのコンセプト
ランドクルーザーはトヨタQDR(Quality : 品質、Durability : 耐久性、Reliability : 信頼性)の象徴であると同時に「世のため、人のため」というトヨタのクルマづくりの原点でもある。仕事、生活を営むための心強い相棒として、「人の命や物を運び、移動の夢を叶える」クルマ、「行きたいときに、行きたいところに行って、必ず帰って来られる」クルマ、それがランドクルーザーだ。
各国で活躍するランドクルーザー
アフリカのブルンジではマラリアに罹った子供を病院に移送したり、ウガンダの難民キャンプでは診療所に患者を運んだり、人道支援の面でも活躍をしている。
またオーストラリアでは、亜鉛、銅鉱山の地下1600メートルの坑内の移動車として使われている。
さらに兵庫県とほぼ同じ広さを持つ広大な牛放牧牧場で牛の追い込みに使われる車も存在している。
中米コスタリカでは、標高3500メートルの人が立つのもやっとという急斜面でニンジンの収穫の足として活躍し、「畑まで入っていけるのはランドクルーザーだから」と信頼を寄せている地域もある。ランドクルーザーがないと生活が成り立たない場所が地球上にはまだまだたくさん存在している。
製造から50年以上経過したランクルが現役!
ランドクルーザーはグローバルでトヨタブランドの信頼性を高めることに大きく貢献し、トヨタの輸出拡大の足掛かりとなった。
またその信頼性、耐久性の高さから製造から50年以上経ったランドクルーザー40系が、未だに現役で活躍している地域も存在する。
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