FJクルーザーのミニ版がBEVで復刻!? トヨタ コンパクトクルーザーEVの市販化が待ち遠し過ぎる! 2023年以降に登場か
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:TOYOTA・三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY
歴史的名車「ランドクルーザー40」をモチーフにした、どこか懐かしいデザインのBEV(電気自動車)コンセプトカー「トヨタ コンパクトクルーザーEV」が、2023年以降の市販化に向け注目を集めている。
数多く発表されたトヨタのBEV(電気自動車)の中でもひときわ輝いていたコンセプトカー「Compact Cruiser EV(コンパクトクルーザーEV)」
2021年12月14日(火)、トヨタはバッテリーEV(BEV/100%電気自動車)の戦略に関する発表会を行った。
2022年にも市販化を予定するEV専用車「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」をはじめ、レクサス向けモデルやコンパクトモデル、商用モデルなど多様なラインナップを一挙に披露し、世界をアッと言わせたのは記憶に新しい。
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そんな数多くのBEVコンセプトカーの中でも、今回特に注目したいのは「Compact Cruiser EV(コンパクトクルーザーイーブイ)」(以下「コンパクトクルーザーEV」と表記)だ。
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歴史的名車「ランドクルーザー40系」をモチーフに誕生した新型BEVコンセプトカー
トヨタ コンパクトクルーザーEVは、トヨタの歴史的名車である「ランドクルーザー40」をモチーフに、どこか懐かしくそして新鮮なデザインを持つ新型BEVコンセプトカーだ。
40系ランクルをモチーフにしたデザインと言えば思い出されるのが、2006年に北米で販売され、のちに2010年には国内導入も行われた「FJクルーザー」だろう。
V型6気筒4リッターガソリンエンジンとパートタイム式4WDを組み合わせた本格四輪駆動車という成り立ちよりも、そのスタイリングに一目ぼれしたユーザーは多いはず。
名称の“FJ”は、40系ランドクルーザーの初期モデルに与えられた型式に由来している。
そんなFJクルーザーは2018年、惜しまれつつ国内販売を終了している。いまだに中古車には高い値がつけられており、再販の要望も根強い。
FJクルーザーの再来! 2023年以降には市販化も検討されている!
コンパクトクルーザーEVは、まさにFJクルーザーの再来とでも言うべきモデル。しかも扱いやすいコンパクトなサイズで帰ってきた。
トヨタのデザイン統括部長、サイモン・ハンフリーズ氏は2021年12月の説明会で『既存のモデルに関連した電気自動車も含めて、それぞれがユニークで特別な存在でなければなりません』とし、EV専用に開発されたbZ(ビーズィー)シリーズとは別の存在として、様々なモデルをプレゼン。
ひとつの具体例として『トヨタのオフロード車の伝統を活かして、新しいエキサイティングなレクリエーション体験を創造する』モデルとして、コンパクトクルーザーEVなどを紹介している。
もちろん、単なるコンセプトカーではなく、実際に市販化を検討しているというから嬉しい。コンパクトクルーザーEVも、2023年以降の早いタイミングで街を走り出すことになるかもしれない。楽しみに待ちたいところだ。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA・三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY]
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