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自動車ニュース 2019/3/6 12:41

VWからバギーがEVとなって復活!?|ジュネーブ国際モーターショー2019

フォルクスワーゲン「ID.BUGGY」を世界初公開
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フォルクスワーゲンがジュネーブで4モデルを世界初公開

フォルクスワーゲンは、2019年3月7日~同年3月17日、スイス(ジュネーブ)で開催される第89回ジュネーブ国際モーターショーで4モデルを世界初公開する。これら4モデルのハイライトはe-モビリティとパフォーマンスという2つの側面に焦点を当てている。

この記事では、世界初公開される4モデルのうち1台を紹介する。

>>VW EVバギー「ID. BUGGY」の画像を見る

VWから“デューンバギー”が復活

フォルクスワーゲン「ID.BUGGY」を世界初公開

バギーが、長い時間を経て「ID. BUGGY」として現代に蘇った。このクルマは、1960年代に米国のカリフォルニアで流行した“デューンバギー”のコンセプトを受け継いでいる。

純粋なデザインをまとったこのコンセプトカーは、カリフォルニアで生まれたアイコンモデルで、“デューンバギー”を現代風に釈したクルマだ。

またクールな外観、オープンエア、ゼロエミッションを特徴としており、海岸や街中を走ることができるハイテクモデル。さらに車両の床下に高電圧バッテリーを搭載している。

VW チーフデザイナー クラウス ビショフ氏のコメント

“ID. BUGGY”のデザインは、60 年代のアイコンモデルを、当時のデザインに縛られることなく現代的に解釈したもので、どこから見ても純粋なバギーに仕上がっています。しかし、その内部は完全に設計し直しています。

ID.BUGGYの主な特長

水平対向エンジンから電気モーターへ

ID. BUGGYの基本となるのは、先進的なMEBシャシーだ。車両のフロアには、高電圧バッテリーを搭載。このリチウムイオンバッテリーは最高出力150kW/204PS、最大トルク310Nmの出力を備えたリアの電気モーターに62kWhのエネルギーを供給。航続距離は約250km(WLTP モード)。

また舗装路でフル加速すると、7.2秒で100km/hに達する。最高速度は160km/h。後輪駆動が標準だが、電動プロペラシャフトによる4輪駆動を実現するためフロントアクスルにも電気モーターを設置できる。

ルーフなし、ドアなし

風を感じられるように、固定式のルーフとドアはあえて外した。インテリアには耐水性のある素材を用い、耐久性と必要最小限のデザインを実現。

展示する「ID. BUGGY」コンセプトカーは、2シーターだが、2+2にも変更可能である。

駆動ユニットは、VWが担当、車両の製造は外部メーカーが担当

アルミニウム、スチール、プラスチックを組み合わせて製作した複合ボディは、柔軟な可変性を備えている。モジュラー設計により、ボディ上部はMEBのシャシー部分から取り外すことができる。

またVWは「ID. BUGGY」コンセプトを外部メーカーに開放する。その提案とは、「ID. BUGGY」をベースにして EVによる新しい時代の“デューンバギー”を製作するというもの。これにより、各地域の特性に合わせたデザイン/設計が可能になる。

今後発売する「ID.」モデルの先駆的存在

「ID. BUGGY」は、VWブランド内でMEBを用いて実現できるEVの幅広い可能性を示唆するものでもある。「ID. BUGGY」は、未来のIDファミリーのラインナップに、最低限の装備だけを備えたEVを追加する可能性がある事を証明している。

外装(エクステリア)の特長

タイトなプロポーション

フォルクスワーゲン「ID.BUGGY」を世界初公開

「ID. BUGGY」の外装は、せり上がったボンネット、さらに高い位置にあるリアエンドが車両全体を取り囲んでいる。外装色はマットな“ファーングリーン”色を採用。

さらに、その下のクルマ全体を取り囲む部分は、“グレイテックブルー”色のテクスチャー塗装(模様やパターンで塗装する特殊な塗装方法)を施している。全長は4,063mm、全幅は1,890mm、全高は1,463mmでホイールベースは2,650mm。

個性的なフロントデザイン

フロントボンネットを取り巻くラインは、存在感のあるバンパー上に浮かんでいるように見える。また立体的な造形のLEDヘッドライトには、楕円形のデイタイムランニングライトを装備している。

浮かぶようなシルエット

このシルエットは、サイドシル部分で一旦下がり、再びリアに向かってせり上がっていく。これと平行に配置したサイドシルパネルは、アンダーボディを保護する機能も備えている。最低地上高は240mm。

また補強したフロントウィンドーフレームとタルガバーは、ボディの両側をオープンな構造にしながらも、横転時に乗員を保護する。このクルマに屋根はないが、直射日光や雨よけとしてブラックの防水シートをフロントウィンドーフレームとタルガバーの間に掛けられる。

なお足回りは、18インチのホイールとラフロードタイヤを装着している。(フロント:255/55 BF Goodrich、リア:285/60 BF Goodrich オールテレイン T/A)。

パワフルなリアエンド

リアエンドは、典型的なバギースタイルのように高く、幅広でありながらも力強い印象を与えている。ボディを取り囲むキャラクターラインは、リアまで延びている。フロントのLEDヘッドライト同様、立体的なLEDテールライトも楕円形のデザインを採用。アウターリムは、車体色で塗装した上部と一体化されている。

その効果として下部の約60%が、ブラックのボディ上に浮かんでいるように見える。バッテリーの充電ポートは、照明付きのVWロゴの下にあり、さらにその下には強固なバンパークロスメンバーがある。最下部には、別のアルミニウム製アンダーボディガードがあり、車体を保護する仕組みだ。

内装(インテリア)の特長

耐久性に優れたオープンスペース

「ID. BUGGY」のインテリアの特徴は、扱い易さと素材の耐水性。外装同様、表面は耐久性に優れたデザインになっている。内装を取り巻くすべての要素は、“ファーングリーン”のボディ色を取り入れている。

またシートバック(背もたれ)の上部は、“ファーングリーンアクセント”色でカラーリングしている。インテリアトリムの大部分には、高い強度のソフトタッチペイント“グレイテックブルー”を採用。

この塗装は、海岸での使用にも、突然の雨にも耐えられる。また、運転席と助手席乗員のシートは、一体型。ヘッドレストとシートベルトガイドは、シートバックと一体化している。

デジタル化したコックピット

マルチファンクションステアリングホイールのバーには操作スイッチがあり、これらはタッチ操作(静電容量式)に対応しているが、誤作動防止のため、一定の圧力が必要である。

電話とメディア機能は、照明がある部分で操作する。VWのデザイナーとエンジニアは、操作方法を直感的に理解できるように設計した。

例えば、ステアリングコラム右側の小型ホイールをクリックしてギア(D、N、R)を変更すると、デジタルコックピットにもそのギアの変更が回転アニメーションで表示される仕様だ。

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