日産、プロパイロット搭載車を拡大!ローグスポーツ、キャッシュカイ、アルティマなど
日産は、2018年後半より米国でローグスポーツ、カナダでキャシュカイに高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を搭載すると発表した。これまでに同技術を搭載した車両は12万台以上を販売しており、今後、同社は同技術の採用車種をさらに拡大していく。
プロパイロットは、渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーの負担を軽減する。ステアリングスイッチの操作で簡単にシステムを起動・設定することができるほか、道路と交通状況を把握し、ステアリングを正確に制御して人間が運転している感覚に近い自然な走行を実現することもプロパイロットの特長の一つである。
日産は、日本においてプロパイロットを2016年に発売した新型セレナに初搭載し、2017年にはエクストレイルと新型リーフに搭載した。米国ではローグと新型リーフに搭載されており、今後発売される新型アルティマにも搭載する。欧州では新型リーフ、キャシュカイに採用されている。なお、同社の中期計画『日産M.O.V.E to 2022』の一環として、同社はプロパイロットを20車種に搭載し、20の市場に投入する計画を発表している。
日産のチーフ・プランニング・オフィサーであるフィリップ クラン氏は、「プロパイロットは、クルマがエネルギーをどのように使い、どのように走るのか、そして社会とどのようにつながっていくのかということを再定義することで、日産車をより魅力的なクルマにするアプローチ『ニッサン インテリジェント モビリティ』を具現化した技術です。この技術がお客さまからこれほど力強く受け容れられていることを嬉しく思います。今後もアルティマやエクストレイル、ローグスポーツなど、各市場における主要モデルへこの技術を搭載していきます」と述べた。
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