今年の花粉は去年の1.5倍!?自分でできるクルマの花粉対策

BOSCHが伝授するクルマの花粉対策

2018年春の花粉飛散予測※1は昨年の1.5倍と言われており、3~4月にかけた長い期間、花粉症の方にはつらい時期になります。また、例年3~5月にピークを迎える黄砂※2も含め大気中に浮遊物が増え、煩わしい時期と言えます。

外出時や室内での花粉・黄砂対策はよく知られていますが、狭く密閉された車内の対策を見逃していませんか?そんな花粉や黄砂でいっぱいの外気から車内の空気を守っているのがエアコンフィルターです。フィルター交換は面倒というイメージがありますが、多くのケースが助手席前方の収納ボックス(グローブボックス)奥にあるカバーを取り外す(車種によっては収納ボックスを外す)だけの非常に簡単な方法で、車検のタイミングまで待たなくても花粉や黄砂の時期や季節の変わり目など、気になったらすぐに自分で交換が可能です。

一般的に車用エアコンフィルターは1年経つとそれらの粒子が目詰まりを起こし、フィルターの機能が低下するために定期交換が必要です。そこで注意ですが、家のエアコンや掃除機のフィルター掃除の様に、使用した車用エアコンフィルターに掃除機をかけたり、叩いて再利用すると、フィルター本体を破損したり、また、フィルター本来の除塵、脱臭機能が回復しません。そのため、1年毎に新品交換が必要になります。

エアコンフィルターには多くの機能やタイプがありますが、良いエアコンフィルターの特徴は、臭い、花粉、黄砂、PM2.5だけでなく、更に細かい粒子のガス粒子、細菌・カビを取除き、繁殖させず、同時に空気の流れを妨げないことです。さらに高機能のエアコンフィルターはウイルスとアレル物質の繁殖を防ぎます。

家庭で簡単にできる、5つの車内花粉・黄砂対策

(1)まず掃除機で車内の花粉・黄砂を吸い取る

空気中を浮遊していた花粉が下に落ちた状態で、花粉や黄砂を舞い上げる前にシートの隙間や縫い目、足元のマットなどホコリやごみと一緒に掃除機で吸い取ります。

(2)水拭きで花粉・黄砂を拭き取る

乾燥しているダッシュボードなど、静電気でホコリや花粉が付着し易い場所です。フロントガラスとの隙間やスイッチの凹凸なども花粉や黄砂が溜まりやすいので、水分をよく絞った布などで隅々まで拭き取ります。

(3)乗車前に花粉・黄砂をはたき落とす

家に入る前と同じく、車に乗る前に衣類に付着した花粉や黄砂をはたき落とし、極力花粉や黄砂の侵入を防ぎます。

(4)高機能エアコンフィルターに簡単交換

全国カー用品店などで販売している高機能エアコンフィルターに交換。花粉やほこりを除去し、微小粒子(PM2.5)の除去にも効果を発揮するタイプのものを選びます。交換方法も非常に簡単なので室内エアコンフィルターの掃除と同じ様に季節の変わり目などの交換がおすすめです。

(5)エアコンは内気循環モード

外気導入モードは車外の空気を取り込むため※3、空気と一緒に花粉も車内へ入ってきます。花粉症の季節はできるだけ花粉の侵入を防ぐため常に内気循環モードにする事で、エアコンフィルターが空気清浄機と同様の働きをし、チリ、ホコリ、花粉、黄砂、ダニなどを取り除く事ができます。

※1 参考元:日本気象協会 2018年春の花粉飛散予測(第3報)

※2 気象庁調べ

※3 現在使用されているフィルター性能にもよります

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる